隣接するサヘル地域にあるこれら3カ国は、ECOWASが考えを変えるよう説得を試みたにもかかわらず、1月に15カ国からなるECOWASから脱退すると共同で発表した。
マリ、ニジェール、ブルキナファソの軍事政権の首脳。写真:ロイター
ブルキナファソは今月初め、ECOWASのロゴのない新しいパスポートを発行すると発表した。
「近日中に、サヘル諸国連合(AES)の新しい生体認証パスポートが、我々の共通地域における渡航文書を統合し、世界中の我々の国民の移動を円滑にするために利用されるだろう」とマリの軍司令官アシミ・ゴイタ氏は日曜日に述べた。
3カ国が立ち上げを計画している共通情報チャンネルは、外部の情報源からの影響を避け、調和のとれた情報伝達を確保することも目的としている。 3カ国が国内紛争やテロ集団の影響力拡大に直面している中、これは地域における情報統制の強化に役立つ可能性がある。
ECOWASは、3カ国の離脱は49年の歴史を持つ同圏に住む4億人の移動の自由と共通市場に影響を与えるだろうと警告している。
ECOWASからの脱退は、域内の4億人を超える人々の移動と貿易の自由に対する懸念を引き起こすだけでなく、安全保障面での協力や共通の脅威への対処能力に対する懸念も引き起こす。
サヘル地域では長らく、アルカイダや自称イスラム国(IS)とつながりのある過激派グループによる反乱が続いており、数千人が死亡、数百万人が避難を余儀なくされている。西アフリカの沿岸諸国も、サヘル地域の暴力と不安定さが拡大し、自国に影響を及ぼすのではないかと懸念している。
この文脈において、AES同盟の設立は、サヘル3カ国が権力を強化し、地域における安全保障協力を強化する手段となる可能性がある。しかし、それはまた、特に国境を越えた脅威への対処において、より広範な地域協力を損なうリスクも伴います。
カオ・フォン(CNA、ロイター通信による)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/mali-burkina-faso-va-niger-se-ra-mat-ho-chieu-lien-minh-moi-post312549.html
コメント (0)