前進党(MFP)のピタ・リムジャルーンラット党首は現在、タイの首相の座の最有力候補である。
ピタ・リムジャルーンラット氏は、タイの首相になるために必要な支持を得ていると断言した。 (出典:AFP) |
6月27日、この政治家は、新政府のトップになるには上院から「十分な」支持を得ていることを確認した。同首相は、タイの新議会が7月3日に初会期を迎えるわずか数日前にこの声明を発表した。タイ国王ワチラロンコン氏がこの行事を主宰する。翌日、議員らは下院議長を選出する。 7月13日、下院と上院は共同投票を行い、首相を選出する。
MFPが率いる8党連合は現在、下院で312議席を保持している。タイ憲法によれば、ピタ・リムジャルーンラット氏は下院議員500名と上院議員250名が参加する一般投票で少なくとも376票を集める必要がある。
しかし、これは単純な話ではない。2017年に改正された憲法によれば、すべての上院議員はタイ軍によって任命されるからだ。以前、MFPとこの部隊は、君主制を侮辱する行為をした個人に対する処罰を規定する「不敬罪」の改正をめぐって深刻な意見の相違があった。
一方、タイ貢献党のプラサート・チャンタラルアントン幹事長は、連立政権を組む8党は、政権を組めない場合の代替案について6月29日の会合で協議する予定であると述べた。プラサート氏は、5月14日の総選挙で最多議席を獲得したMFPが政権を樹立できない場合にタイ貢献党に「代替案」があるかとの質問に対し、「必要なら、6月29日の連立政権会議でこの問題を提起できる」と認めた。
ピチャイ・ラトナティラカ・ナ・ブケット氏。タイ国立開発行政研究所(NIDA)の政治開発戦略プログラムのディレクターは、MFPのリーダーが首相になる可能性が高いと評価した。同氏によれば、民主党がMFP党首の運命を決める要因となる可能性があるという。 7月9日、党は新しい指導者を選出するための大会を開催する予定。同党の元党首で元首相のアピシット・ウェーチャチーワ氏が再選された場合、同氏は次期タイ首相としてピタ・リムジャルーンラット氏を支持する可能性が高い。
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