ロイター通信は本日2月11日、インドネシアがカタールが以前使用していたミラージュ2000-5戦闘機を7億3300万ユーロ(19兆2840億ベトナムドン)相当購入する計画を断念したと報じた。
「ミラージュ戦闘機の購入はない。計画されていたがキャンセルされたため、有効な契約はない」とインドネシア国防省報道官ダニル・アンザル・シマンジュンタク氏は2月10日遅くに発表した。
カタール空軍のダッソー ミラージュ 2000-5 戦闘機
インドネシア国防省は先月、12機の戦闘機を購入する契約が財政上の制約により遅れており、軍は代わりに既存のスホーイとF-16の改修を提案すると発表した。
この計画は昨年発表された際、多くの議員が航空機が古すぎると主張し、物議を醸した。ジャカルタ・ポスト紙によると、2月14日の大統領選挙の有力候補であるインドネシアのプラボウォ・スビアント国防相は、この取引をめぐって反対派から批判されている。
当時、スビアント氏は、中古とはいえ、この航空機は今後15年間は使用可能であり、国が新型戦闘機を待つ間は必要だとして、この取引を擁護した。
プラボウォ氏は、フランスからのラファール戦闘機、トルコからのドローン、米国のボーイング社とロッキード・マーティン社からの戦闘機と輸送ヘリコプターの購入を含む、老朽化した軍艦隊の近代化に向けた軍事努力を監督してきた。
世論調査によれば、スビアント氏は全国80万カ所以上の投票所で約2億500万人の有権者の票を得て圧勝する可能性がある。
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