ロイター通信によると、沖縄本島から約70キロ離れた入砂島上空でのアパッチヘリコプターの飛行は、日本全土で11日間にわたって行われた05JX演習の一環であった。 11月20日に終了するこの演習には、日本北部での防空訓練や、福島原子力発電所を含む5つの原子炉への模擬攻撃も含まれる。
11月15日、伊豆諸島(日本)で訓練中の陸上自衛隊のAH-64アパッチヘリコプター。
ロイター通信によると、05JX演習は、東アジアで起こり得る紛争に備えて日本の空軍、海軍、陸軍を準備することを目的としている。
日本の岸田文雄首相が2022年12月に自衛隊強化のため今後5年間で防衛費を倍増する計画を発表したことを受けて、こうした演習は規模が拡大し、より頻繁に行われるようになると予想されている。
入砂島から、日本の水陸機動団(ARDB)の梨木真吾司令官は、日本を取り巻く国家安全保障環境はより厳しくなっていると語った。 ARDBは、日本本土から台湾付近まで広がる沖縄諸島の防衛を支援するために2018年に設立されました。
日本の防衛予算の増加により、水陸両用陸戦隊は第3連隊を増設できるだろうと梨木氏は語った。
陸上自衛隊水陸機動団の梨木真吾司令官と隊員らが、11月15日に入砂島で米海兵隊の見守る中、訓練に参加した。
時事通信によると、先月、日本の高官は、九州から台湾付近まで広がる南西諸島の「防衛ギャップ」を埋めようと努める一方で、防衛省は九州の抑止力強化を急いでいると述べた。
これを受けて防衛省は、九州にF-35Bステルス戦闘機飛行隊と地対艦ミサイル部隊を新設する。 2024年度(2024年4月開始)には、短距離離陸や垂直着陸が可能なF35B戦闘機6機が初めて日本に配備される。これらのF-35Bは、九州地方の宮崎県にある航空自衛隊新田原基地に新設された臨時飛行隊の一部となる。
さらに、地域で起こり得る不測の事態に備えるため、同じく九州の大分県にある陸上自衛隊湯布院駐屯地に地対艦ミサイル連隊が新設される。
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