ハンガリー ヨーロッパリーグ決勝を前に、セビージャのルイス・メンディリバル監督はローマのカウンター攻撃を守り、得点のチャンスを活かす能力を高く評価した。
「ローマは守備もカウンターも強く、手強い相手だ。守備は非常に堅固で、得点や勝利に多くのチャンスを必要としない」とメンディリバル監督は5月30日、試合前の記者会見で語った。
5月30日、ブダペストのプスカシュ・スタジアムで行われたヨーロッパリーグ決勝前の記者会見に臨むメンディリバル。写真:セビージャFC
決勝までの道のりで、ローマはモウリーニョ監督の特徴である実践的なプレースタイルを繰り返し実証した。オリンピコ・スタジアムで行われたベスト16の第1戦では、ローマはボール支配率がわずか40%だったものの、ステファン・エル・シャーラウィとマラシュ・クンブッラの活躍でソシエダに2-0で勝利した。第2戦でスペインに乗り込んだローマは、ボール支配率わずか23%、シュート3本、枠内シュート0本だったのに対し、対戦相手のボール支配率は19%、シュート3本だったが、0-0で引き分け、勝ち上がりを決めた。
準決勝でも同じようなシナリオが展開された。ローマはホームでの第1戦でボール支配率38%を記録し、20歳のミッドフィールダー、エドアルド・ボベのリバウンドで1-0で勝利した。ドイツでのアウェー戦の第2戦では、モウリーニョ監督率いるチームはボールコントロール率がわずか28%で、シュートもゴールポストのすぐ外側に外れた。一方、対戦相手のシュート数は23本だった。それでも0-0の引き分けで決勝戦に駒を進めた。試合後、レバークーゼンの多くのメンバーがローマのプレースタイルを批判した。
「ローマはセビージャとは違ったプレーをする。相手のペナルティエリアに入ることを気にしない。自陣で守備することに抵抗がない。ローマは時間の経過をほとんど気にしない」とメンディリバル監督は付け加えた。
一方、セビージャはラ・リーガで11位に留まっているものの、大陸の舞台での経験を示した。チャンピオンズリーグのグループステージで3位に終わったスペインのチームはヨーロッパリーグに降格し、PSVアイントホーフェン、フェネルバフチェ、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントスを破って7度目の決勝に進出した。過去6大会では、2020年にインテル・ミラノ、2016年にリバプール、2015年にドニプロ・ドニプロペトロフスク、2014年にベンフィカ、2007年にエスパニョール、2006年にミドルスブラを破り、全勝してタイトル記録を保持している。
数分前に行われた記者会見で、モウリーニョ監督は「ピッチでプレーする際に靴を履かない歴史」と発言し、セビージャの記録を暗に軽視した。メンディリバル監督は、同僚とのこの試合について問われると、「これは普通の試合になるだろうし、両チームとも決勝進出に値する。歴史は関係ないが、相手にとっては良い言葉だ。セビージャは強豪クラブを破ってきたし、明日も同じ姿勢を維持するだろう」と答えた。
同様に、イヴァン・ラキティッチも過去の実績は重要ではなく、セビージャはヨーロッパリーグ決勝に進出するに値すると考えている。クロアチアのミッドフィールダーは、チームメイトがプレッシャーの下でも冷静さを保ち、ミスを減らすよう求めている。「決勝では細かいことが非常に重要」だからだ。
一方、ヘスス・ナバスはハンガリーのブダペストでの試合を「ユニークで特別な経験」と捉えており、トロフィーを持ってセビリアに戻りたいと考えている。元マンチェスター・シティの選手は、ローマが堅固な守備をするため、チームメイトに対し、冷静さを保ち、精神的に準備を整え、高い強度でプレーし、攻撃する適切な瞬間を待つよう求めた。
ホン・デュイ
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