(CLO)カマラ・ハリス氏は、ドナルド・トランプ大統領が金曜日にイスラム教徒が多数を占める都市を訪問する中、中東の「苦しみを終わらせる」時が来たと強調した。激戦州ミシガン州でアラブ系アメリカ人有権者の支持を争っている。
ハリス氏はイスラエルのハマスとヒズボラに対する戦争に珍しく言及し、「ガザでの死傷者や破壊の規模、レバノンでの民間人の犠牲者や避難民を考えると、今年は本当に厳しい年だった」と述べた。
彼女は、ハマス指導者ヤヒヤ・シンワルの死は「転換点となり得るし、そうでなければならない…そして誰もがこの機会を捉えてガザでの戦争を終わらせ、人質を帰国させ、苦しみに終止符を打たなければならない」と述べた。
カマラ・ハリスは10月18日に米国ミシガン州ウォーターフォード・タウンシップで選挙活動を行った。写真:AP
一方、トランプ氏は中東に対する自身の計画について具体的な発言を避けているが、ハリス氏は「自分が何をしているのか分かっていない」ため、アラブ系アメリカ人コミュニティが彼女に投票するとは思わないと述べた。
さらにトランプ氏は、中東で数万人のパレスチナ人を殺害した軍事作戦を抑制するようイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に要請する意向を示唆した。
ミシガン州は、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州とともに、11月5日の選挙の行方を左右する3つの「ブルーウォール」州のうちの1つである。特にミシガン州は、バイデン政権によるイスラエルのガザとレバノンへの攻撃の支持に深く失望しているアラブ系アメリカ人の人口が多いという点で独特である。
トランプ氏は、バイデン・ハリス政権に対するアラブ社会の不満を利用しようとしている。共和党候補のトランプ氏は、アメリカで数少ないイスラム教徒が多数派を占める都市の一つ、ハムトラムックの新しい選挙事務所を訪問し、トランプ氏を支持してきた民主党員のアメル・ガリブ市長も同行した。
ドナルド・トランプ氏、10月18日、米国ミシガン州デトロイトで行われた選挙集会にて。写真:AP
トランプ氏の選挙陣営はここ数カ月、ミシガン州の地域リーダーたちとの関わりを強化している。2020年の選挙ではバイデン氏が3ポイント未満の差で勝利した。
ハムトラムック市長の支持について問われると、トランプ氏は「率直に言って光栄だ。私はアラブ系アメリカ人をはじめ、多くの人々から多大な支援を受けている」と述べた。
これまで外交政策が米国の選挙に影響を与えることはほとんどなかったが、中東戦争はミシガン州の多くのアラブ系アメリカ人有権者にとって大きな懸念事項となっている。
この中西部の州には約840万人の有権者がおり、勝利に必要な270票のうち15票を勝者に与えることになる。
ハリス氏とトランプ氏は、アラブ系アメリカ人有権者に加え、ミシガン州の高齢者、労働組合、労働者階級の支持を獲得するために懸命に戦っている。
ブイ・フイ(AP通信、ロイター通信)
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出典: https://www.congluan.vn/bau-cu-my-2024-ba-harris-va-ong-trump-quyet-dau-vi-nguoi-goc-a-rap-o-bang-chien-truong-michigan-post317493.html
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