聯合ニュースによると、韓国軍合同参謀本部は、同国軍が1月5日午後、国境の延坪島と白ニョン島で実弾射撃訓練を実施したと発表した。この演習にはK9自走砲と海兵隊が参加した。
韓国のK9自走砲が演習中に発砲する。 (写真:韓国軍)
この動きは、北朝鮮が韓国西方の海域に200発以上の砲弾を発射してからわずか数時間後に起こった。
統合参謀本部によると、砲弾は5日午前9時から11時の間に、北朝鮮南西部沿岸の長山岬と徳山岬から発射された。
民間人や韓国軍兵士に死傷者は出なかったが、合同参謀本部は砲弾が北方限界線(NLL)の北側の緩衝地帯に落下したと発表した。NLLは南北間の緊張緩和を目的に2018年9月19日に調印された南北軍事協定に基づき韓国と北朝鮮の事実上の海上境界線となっている。
韓国政府も直ちに、西部国境の延坪島と白ニョン島の住民に緊急避難命令を出した。
「我々は北朝鮮に対し、最近の危機の激化について全面的に責任を取るよう厳粛に警告し、北朝鮮が挑発的な行動を直ちに停止するよう要求する」と統合参謀本部報道官のイ・ソンジュン大佐は声明で述べた。
李氏は、韓国軍は米国と「緊密に連携」しており、 「関連活動を監視・監視しており、北朝鮮の挑発に対して適切な対応措置を講じる」と強調した。
これに先立ち、韓国は合同戦闘態勢を強化するため、自国軍と米軍が北朝鮮との国境付近で実弾射撃訓練を実施したと発表していた。演習は12月29日に始まり、1月4日に終了した。
韓国軍は、合同演習にはK1A2戦車、高射砲、戦闘用掘削機など110台以上の主要戦闘兵器が参加し、米軍の攻撃機と装甲戦闘車両の支援を受けたと付け加えた。
韓国海軍は1月3日、駆逐艦、フリゲート艦、コルベット艦が参加し、東、西、南の海で実弾射撃訓練と対潜水艦訓練を実施した。
北朝鮮は今回の演習を「無謀な戦争リハーサル」と呼んで抗議した。
華宇(出典:タス通信、ロイター)
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