李長根大使は、韓国はASEANと中国間のCOC交渉の進展を注視しており、国際法に則った効果的かつ実質的なCOCの成立を期待していると述べた。
韓国は、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)を含む国際法に基づき、航行と上空飛行の自由を含む南シナ海におけるルールに基づく秩序を維持することに尽力している。
9月8日、ジャカルタでVNA記者とのインタビューで、東南アジア諸国連合(ASEAN)駐在韓国大使のイ・ジャングン氏は、東海は世界の海上輸送の3分の1を占めており、ASEANが成長の中心となるためにはこの地域の平和と安定が不可欠であると強調した。
李大使は、韓国はASEANと中国間の南シナ海行動規範(COC)交渉の進展を注視しており、国際法に準拠し、第三者の権利を尊重する、効果的で実質的なCOCの締結を期待していると述べた。
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リー大使は、世界は地政学的分裂の拡大や世界経済の深刻な低迷からサプライチェーンの混乱や気候変動に至るまで、複雑に絡み合った一連の危機に直面していると述べた。
韓国の外交官によると、上記の課題は多くの問題や障害を引き起こしているものの、困難だけでなく機会ももたらし、集団協力のきっかけにもなり得るという。
リー大使は、これはASEANがますます重要な役割を果たす機会であると断言した。
ASEANは1967年の設立以来、ASEAN共同体とASEAN主導の地域的枠組みの構築を通じて、地域の平和、安定、繁栄に大きく貢献してきました。
李大使によれば、時代の課題に対処するために、世界はASEANが中心的役割を担うことを基盤とした貢献を期待しているという。
一方、ASEANは、ASEAN連結性マスタープラン(MPAC)やASEAN統合イニシアティブ(IAI)など、ASEAN主導のイニシアティブに基づき、地域統合と連結性を促進するための努力を継続する必要がある。
リー大使は、これによりASEANは、デジタル化、気候変動、脱炭素化、地政学的課題などの問題に対応するために対話パートナーとの地域協力を促進する先駆的な役割を果たすとともに、ASEANの拡大とさらなる達成が可能になると述べた。
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