ロイター通信によると、民主党が多数派を占める米下院は12月13日(現地時間)、ジョー・バイデン大統領に対する民主党の弾劾調査を正式化する投票を行う予定だ。これに先立ち、米下院規則委員会はバイデン大統領に対する弾劾調査を正式に開始する決議案を可決した。
共和党のケリー・アームストロング下院議員が提出したこの決議案は、ジョー・バイデン大統領のビジネス取引に関する調査を米下院の3つの委員会に承認するよう求めており、2009年から2017年までバラク・オバマ政権下で副大統領としてバイデン氏が関与した政策決定により、バイデン氏とその家族が不当に利益を得たと主張している。
彼らはまた、司法省がバイデン大統領の息子である実業家ハンター・バイデン氏の捜査に不当に干渉したと非難した。
バイデン氏を捜査している3つの委員会の1つに所属する共和党下院議員バイロン・ドナルド氏は、捜査は今後2カ月以内に終了する見込みで、下院は春に弾劾条項を起草する予定だと述べた。
これまでのところ、下院共和党はバイデン氏の副大統領としての行動と息子の事業活動を結びつける証拠を提示していない。したがって、下院がホワイトハウスのボスに対する弾劾条項を可決したとしても、民主党がわずかに多数派を占める上院が大統領の有罪判決に投票する可能性は低い。
ホワイトハウスは、この調査は右派議員をなだめるための「根拠のない策略」だとして繰り返し否定している。計画によれば、米国議会議員らは12月14日にワシントンDCを離れ、3週間以上に及ぶ年末休暇に出る予定だ。
南
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