チャンピオンズリーグ決勝を前に、ペップ・グアルディオラ監督はサッカーで最も大切なことは成功でも失敗でもなく努力だと語った。
グアルディオラ監督は6月6日、UEFAとのインタビューで、マンチェスター・シティが6月10日夜の試合でインテルに勝たなければならないことを理解していると述べた。「その点は否定できない。しかし、最も重要なのは諦めずに努力を続けることだ」と同監督は語った。 「2年前、我々は決勝に進みましたが、敗れました。しかし、その2年後、マンチェスター・シティが優勝をかけて決勝に進みました。これは素晴らしいチームの証です。」
2023年5月17日夜、イングランド・マンチェスターのエティハド・スタジアムで行われたチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でレアル・マドリードと対戦するペップ・グアルディオラ監督。写真：ロイター
マンチェスター・シティを2年ぶりに決勝に導いた動機を問われると、スペイン人指揮官はこう付け加えた。「サッカーに失敗などない。負けを認めることは、相手が無価値だとか、プレーがうまくいっていないと言っているのと同じだ。勝てば祝って節度を保てる。負ければ少し泣いて、次の日にはトレーニングに戻ればいい。努力さえすれば、決して失敗はしない。」
グアルディオラ監督はこれまで10回チームをチャンピオンズリーグ準決勝に導き、自身4度目の決勝進出を果たす予定だ。 52歳の監督は、今回の失敗について問われると、「私にとって不公平なことは、アトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、そしてバルサにとって公平なことだ。チャンピオンズリーグは私に胸が張り裂けるような失敗をもたらし、決して忘れることはない。しかし、この大会には永遠に忘れられない美しい思い出もある。サッカーとはそういうものだ。ハングリー精神はあっても、貪欲であってはならない」と答えた。
マンチェスター・シティは、6月10日土曜日の夜、トルコのイスタンブールにあるアタテュルク・スタジアムでインテルと対戦し、3冠達成を目指す。しかしグアルディオラ監督は、チームの準備はこれまでの試合と変わらないと信じている。 「我々は平日の試合と同じように試合に臨み、選手たちが集中力を保ち、他のことは考えないようにする」と元バルセロナとバイエルンの監督は付け加えた。
マンチェスター・シティには、エルリング・ハーランド、ケビン・デ・ブライネ、ジャック・グリーリッシュ、ベルナルド・シルバ、イルカイ・ギュンドアンといった選手たちと同様に、チャンピオンズリーグで初優勝する大きなチャンスがある。現在、マンチェスター・シティのチームでチャンピオンズリーグで優勝した経験のある選手は、18年前にリバプールで控えゴールキーパーを務めたスコット・カーソンただ一人だけだ。
ホアン・アン
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