9月23日、飛行機内で記者会見するフランシスコ教皇
ロイター通信は9月24日、フランシスコ法王が、一部の国がウクライナと「駆け引き」をしており、当初は武器を提供し、その後、約束の撤回を検討していると述べたと報じた。
トランプ大統領はフランスの港湾都市マルセイユから帰国する飛行機の中で、平和をもたらす努力が成功しなかったことに不満を抱いているかとの記者の質問に答えてこの発言をした。
フランシスコ法王は、イタリアのマッテオ・ズッピ枢機卿をウクライナ、ロシア、米国、中国に派遣し、各国の指導者と会談させた。フランシス氏はいくつかの不満を述べ、その後、軍需産業と戦争について話し始めた。
「この戦争の利益は、ウクライナとロシアの問題だけでなく、武器販売にも関係しているように私には思える。現在、一部の国がウクライナへの武器供給を望まず、撤退しているのがわかる。ウクライナ国民が確実に犠牲になるプロセスが始まっており、それは悪いことだ」と彼は語った。
バチカンの報道官マッテオ・ブルーニ氏は上記の考えを明確にし、フランシスコ教皇は各国がウクライナへの武器供給を継続すべきか、あるいは中止すべきかについて立場を表明していないと述べた。
「これは武器産業の帰結を反映している。教皇は、武器商人は自らの選択の結果に苦しむことはなく、ウクライナ国民のような国民に責任を負わせるだけだとおっしゃった」とブルーニ氏は語った。
別の展開として、CNNは9月24日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が米国と他の同盟国がロシアに対して「直接戦争を仕掛けている」と述べたと報じた。彼は、米国がウクライナ戦争にどの程度直接関与しているかという記者の質問に答えてこの発言をした。
同外交官は、米国、英国、その他多くの国々が「戦争を起こし」、ロシアに対して敵対的な行動を取っていると非難した。同氏は、これらの国々がキエフへの武器供給を増やしている一方で、これらの国々の軍事衛星や偵察機もモスクワに対して使用されていると批判した。
上記各国はコメントを出していない。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の訪問に関しては、同大統領は米国とカナダを訪問した後、9月23日にポーランドに立ち寄った。ロイター通信によると、穀物の輸出入をめぐって両国の間に緊張が続く中、トランプ大統領はいかなる当局者とも会談しなかったという。
先週、ポーランドはウクライナからの穀物輸入禁止を延長することを決定し、ロシアがウクライナに軍を派遣して以来ポーランドの最も緊密な同盟国の一つとなってきた隣国とウクライナの関係に揺さぶりをかけた。
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