ベトナムの第2四半期の金宝飾品の需要は前年同期比15%減少し、わずか3トンとなった。この下落は主に金価格によるものであった。

トレンドレポート 金需要 ワールドゴールドカウンシル(WGC)が発表した2024年第2四半期の報告書によると、世界の金の総需要は前年同期比4%増の1,258トンとなり、同組織のデータによれば過去最高の第2四半期の増加となった。
活発な店頭取引(OTC)により金の総需要は増加し、前年比53%増の329トンとなった。
店頭市場からの需要増加、中央銀行による継続的な購入、金ETF(上場投資信託)からの資金流出の鈍化により、 金価格 第2四半期に過去最高を記録した。
金の平均価格は1オンス当たり2,338米ドル(5,950万ドン以上)で、前年同期比18%上昇し、第2四半期では1オンス当たり2,427米ドル(6,180万ドン以上)の過去最高を記録した。
世界金市場委員会(WGC)のアジア太平洋地域ディレクター(中国を除く)兼中央銀行部門グローバル責任者のシャオカイ・ファン氏は、世界の金投資は安定しており、前年比でわずかに増加して254トンとなったと述べた。
「金需要動向で別途追跡しているASEAN諸国からの金需要は依然としてプラスであり、すべての国が前年比で増加している。 「お金の価値が下がっている」とファン・シャオカイ氏は語った。
ベトナムでは、WGCの報告によると、投資家はインフレの上昇、国内通貨の下落、国内株式および不動産市場の低迷に対処するため、安全な保管手段として金の延べ棒や金貨を求め続けている。
その結果、ベトナムにおける金の延べ棒と金貨の需要は、2023年の同時期に比べて30%増加し、第2四半期には12トンに達した。
2024年上半期の金の延べ棒と金貨の総需要は26トンに達し、2014年以来の最高水準となった。
しかしWGCによれば、金価格の記録的な高騰により世界の金宝飾品の量は抑制され、第2四半期の世界の金宝飾品の需要は前年同期比で19%減少した。
ベトナムだけでも、第2四半期の金宝飾品の需要は前年同期比で15%減少し、わずか3トンにまで落ち込んだ。 WGCの専門家は、金価格の下落は主に金価格によるものだが、GDP成長の鈍化も買い手の心理に影響を与えたと説明した。
今年上半期、ベトナムの金宝飾品の需要は7トン強に落ち込み、2020年以降上半期の最低水準となった。
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