南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領、欧州理事会のアントニオ・コスタ議長、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、2025年3月13日の第8回EU・南アフリカ首脳会議に出席した。(写真:ロイター/VNA) |
南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、アントニオ・コスタ欧州理事会議長、ウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会委員長とともに共同議長を務めた首脳会議で、「EU・南アフリカ首脳会議は、一国主義や経済ナショナリズムの高まりを特徴とする世界的な不確実性の時期に開催される」と述べた。
「同じ価値観を共有するパートナーが協力することが絶対に必要な時があるとすれば、それはまさに今だ。特に多国間主義が攻撃され、世界秩序のプロセスも弱体化している今こそがそうである」と南アフリカ大統領は断言した。
ラマポーザ大統領は、国際舞台での混乱は南アフリカとEUの関係を強化することになるだけだと述べた。
欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長も南アフリカに47億ユーロ(約50億ドル)の投資パッケージを動員する計画で、これには風力や太陽光、水素製造によるクリーンエネルギーへの移行への資金提供や南アフリカでのワクチン生産の増強などが含まれる。
フォンデアライエン氏は「我々は力による支配ではなく、ルールと法の支配に基づく国際秩序を支持する」と強調した。彼女はまた、EUは今年、先進国と新興国の経済をリードする20カ国・地域(G20)における南アフリカの議長国としての地位を支持すると述べた。
会議ではまた、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が来月南アフリカを訪問する予定であることから、ウクライナ危機終息に向けた取り組みにも焦点が当てられる。
南アフリカはサハラ以南のアフリカにおけるEU最大の貿易相手国であり、2023年には鉱物や自動車を中心に約240億ユーロ相当の商品を輸出する予定だ。しかし、貿易赤字は依然としてEUに有利な傾向にある。
出典: https://nhandan.vn/eu-va-nam-phi-cam-ket-that-c hat-quan-he-song-phuong-post865099.html
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