ロイター通信によると、ドイツはイスラエルのアロー3弾道ミサイル防衛システムを43億ドル相当購入する計画を推進している。
アロー3はイスラエル国防軍のミサイル防衛局と米国ミサイル防衛局の共同プロジェクトである。 (出典:イスラエル国防省) |
ドイツ財務省は、年末までにドイツとイスラエル政府との合意を確保するため、来週、最大6億ドルの前払いを承認するよう連邦議会に要請した。
ドイツは1年以上にわたり、イスラエルの中距離ミサイル防衛システム「アロー3」の購入を検討してきた。 4月の会談で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とドイツのオラフ・ショルツ首相は、取引を前進させるために集中的な交渉を行うことで合意し、正式契約に署名するための前金を待っている。
アロー3は現在イスラエルの最も先進的な長距離ミサイル防衛システムであり、地球の大気圏外で弾道ミサイルを迎撃したり、発射地点付近で核弾頭、生物弾頭、化学弾頭、通常弾頭を積極的に迎撃したりすることができる。
イスラエル国防省は、このシステムは米国と共同開発されたため、ドイツへの輸出は米国の承認次第だと述べた。
ロシアがウクライナで軍事作戦を開始して以来、ドイツは防空能力を大幅に強化した。
昨年、与党社会民主党の議員アンドレアス・シュヴァルツ氏はビルト紙にこう語った。「我々は脅威に対して自らをよりよく守らなければならない。」このため、国全体を対象とするミサイル防衛システムを早急に構築する必要がある。
イスラエルのアロー3システムは良い解決策だ。」
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