「1月3日朝、キエフ当局がオルハとトーチカUミサイルシステムを使ってロシア連邦領土内の施設をテロ攻撃しようとしたが、失敗した。ベルゴロド州でトーチカUシステムのミサイル6発とオルハシステムのミサイル6発が破壊された」とロシア国防省は声明で強調したとタス通信は伝えた。
RTによると、ロシア国防省はこれに先立ち、ベルゴロド州のロシア防空部隊が1月2日夜にウクライナから発射されたミサイル9発を撃墜したと発表した。
最近の攻撃による死傷者は報告されていない。ベルゴロド州のヴィアチェスラフ・グラドコフ知事は、被害の程度は日中に評価されるだろうと述べた。
ロシア当局によると、2023年12月30日にベルゴロド州(ロシア)でウクライナが行った攻撃で破壊された車。
グラドコフ氏はまた、ロシアが2023年12月30日にウクライナが行ったと非難した攻撃で民間人25人が死亡したと発表したことを受けて、ベルゴロドの状況は「引き続き緊迫している」とテレグラム・メッセージング・アプリに書き込んだ。
ロシアの非難に対するウクライナの反応については現在のところ情報がない。
米国はHIMARSの使用方法をウクライナに決定させる
ロシアとウクライナの紛争が続く中、ウクライナ駐在の米国大使ブリジット・ブリンク氏は1月2日、ウクライナ軍司令部がワシントンから提供された高機動ロケット砲システム(HIMARS)のロケットをどう使用するか自ら決定すると述べたとストラナ紙が報じた。
ブリンク氏は、米国が「近い将来」提供を計画しているHIMARSロケットを使用して、ウクライナ軍司令部が「攻撃を実行する範囲を独自に決定する」と強調した。
ワシントンポストが2023年2月9日に発表した記事によると、ウクライナ軍は「米軍関係者が提供した特定の座標」を使用してHIMARSからロケットを発射したが、標的は軍自らが選択したという。米国当局者はワシントンポスト紙に対し、米国は「あくまでも助言的な役割で」座標と標的の情報を提供したと語った。
RTによると、米国は2022年半ば以降、ウクライナに約30台のHIMARSシステムを送った。ワシントンがキエフに公式に供給したHIMARS用ロケットの射程距離は最大160キロである。ウクライナは繰り返し、射程距離の長いミサイルを要求している。
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