ほとんどのメディア企業が広告収入の減少に直面している中、ニューズ・コーポレーションは2021年に米国の石油価格決定会社を買収し、データと分析サービスを強化したことで利益を上げている。
コスト削減策により、同社はインフレと高金利が事業に及ぼす影響に対抗することができた。
ニューズ・コーポレーションは、以前発表した計画に基づき、従業員の5%、つまり1,250人を削減することで、少なくとも年間1億6,000万ドルを節約できると予想していると述べた。
CEOのロバート・トムソン氏は、汎用AIがジャーナリズム業界と同社に及ぼす潜在的な影響についても株主に語った。トムソン氏は、同社はまだ汎用AIのテストの初期段階にあると語った。
同氏はまた、AIはコンテンツに影響を与えるだけでなく、「顧客サービスから支払いまで、ビジネス管理に大きな影響を与えるだろう」と述べた。
ウォール・ストリート・ジャーナルやサンデー・タイムズなどの同社の新聞の有料読者数が若干増加したことを受けて、有料購読と発行部数による収益は今年度第3四半期に2.09%増加した。
ニューズ・コープは第3四半期の売上高が24億5000万ドルとなり、アナリストの平均予想23億7000万ドルを上回った。ニューズ・コープの調整後利益は1株当たり9セントで、従来予想のほぼ2倍となった。
チュン・キエン(WSJ、ロイター通信による)
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