インテルコーポレーション(米国)のCEO、パット・ゲルシンガー氏は、同社を率いてから4年も経たないうちに12月1日に辞任した。
ロイター通信によると、ゲルシンガー氏は、最速かつ最小のコンピューターチップ製造における同社のリーダーシップを回復するという野心的で費用のかかる4カ年計画を完了する前にインテルを去った。インテルはこの地位を、NVIDIAなどインテルのライバル企業向けにチップを製造している台湾積体電路製造(TSMC)に奪われていた。
2024年2月にカリフォルニア州(米国)で開催されたインテルのイベントに出席したパット・ゲルシンガー氏
ゲルシンガー氏は投資家と、インテルの再建を支援している米国当局者に対し、製造計画は順調に進んでいると保証した。しかし、完全な結果は、インテルが最高級のノートPC用チップを工場に戻すことを目指す来年まで分からない。
インテルの株価は今年に入って半分以上下落していたが、早朝の取引で3.7%上昇した。
インテルは、取締役会が新しいCEOの選定を行っている間、最高財務責任者のデビッド・ジンスナー氏とシニアマネージングディレクターのミシェル・ジョンストン・ホルトハウス氏を暫定共同CEOに任命した。ロイター通信によると、今回の動きは、米当局がインテルに78億6000万ドルの補助金を交付してから1週間も経たないうちに起こった。
インテルの取締役会はゲルシンガー氏の後任を任命するための選考委員会を設置した。
インテルのフランク・イアリー会長は声明で、「製造競争力の回復と世界クラスのファウンドリーとなる能力の構築で大きな進歩を遂げたが、当社にはやるべきことがまだあることを認識しており、投資家の信頼回復に全力で取り組んでいる」と述べた。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/ceo-intel-pat-gelsinger-bat-ngo-tu-chuc-18524120222292863.htm
コメント (0)