この声明は、モスクワで開催中の第11回国際安全保障担当首脳会議の傍らでロシアの指導者によってなされた。プーチン大統領は、モスクワは共通の安全保障上の脅威と課題に対処するためにすべての関係国と協力する用意があると付け加えた。
「我々が共に、より公平で多極化した世界という目標を達成し、独占のイデオロギーや世界資源の搾取を目的とした新植民地主義体制が確実に過去のものとなると確信している」とロシアの指導者は外国の安全保障当局者に語った。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領。 （写真：TASS）
プーチン大統領は、ロシアはさまざまな地域や大陸にパートナーを有しており、これらの国の当局はモスクワとの関係を高く評価していると述べた。
「我々はアジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国と長年にわたり築いてきた友好的で真に信頼できる関係を高く評価しており、モスクワはあらゆる可能な方法でそれを強化していく」とプーチン大統領は強調した。
プーチン大統領は昨年末、モスクワで開催された上海協力機構（SCO）と独立国家共同体（CIS）加盟国の国防相会議でも、多極化した世界秩序の出現は不可逆的な歴史の客観的プロセスであると宣言した。
プーチン大統領は、アジア、アフリカ、ラテンアメリカで新たな開発センターが形成されつつあり、これらの国々が自国の利益、主権、開発の権利を守るためにますます積極的に活動しているという事実を指摘した。
トラ・カーン(出典: russian.rt.com)
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