気候変動と闘うために、「地球の緑の肺」であるアマゾンの熱帯雨林を保護しましょう。 (出典:AFP) |
気候変動の影響がますます拡大する中、アマゾン川流域の国々は7月9日、コロンビアでサミットに出席し、世界最大かつ最も生物多様性に富む熱帯雨林を救う戦略を策定した。
コロンビアのスサナ・ムハマド環境大臣は、レティシア市での会議で、科学的観点からアマゾンの森林を保護するには、地球の「緑の肺」の面積の80%を維持し、森林破壊面積が20%を超えないようにする必要があると述べた。しかし、アマゾンの森林破壊率は現在17%にまで達しています。
ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ガイアナ、ペルー、スリナム、ベネズエラの代表が出席した会議で、スサナ大臣は、アマゾンの森林が回復不可能なレベルまで失われると、地球の気候変動に回復不可能な結果をもたらすだろうと警告した。
また、このイベントの枠組みの中で、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領とコロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は、森林破壊を防ぎアマゾンの森林を保護するための地域協力について議論した。
ルラ・ダ・シルバ大統領は、政府は2030年までに違法な森林伐採を「根絶」することに全力を尽くしていると強調し、これはブラジルのベレン市で今後開催される首脳会議でアマゾン流域諸国が共同で取り組むべき約束だと述べた。
アマゾンの熱帯雨林は、地球を温暖化させる二酸化炭素(CO2)を吸収し、生命に必要な酸素を放出するため、「地球の緑の肺」として知られています。したがって、アマゾンの森林を保護するアマゾン流域諸国の役割は、気候変動との闘いにとって極めて重要です。
レティシアでの会議は、今年8月にブラジルがベレンで主催するアマゾンサミットに先立って開催される。今回開催される会議は、違法伐採、森林破壊、野生生物の密売、麻薬密売の脅威にさらされている地域で、熱帯雨林を保護し、持続可能な開発を促進するために、アマゾン協力条約機構加盟国が協力するよう促す取り組みである。
明るい動きとして、ブラジル政府は先週、ルラ・ダ・シルバ大統領の政権下で、今年最初の6か月間のアマゾンの森林破壊が昨年の同時期に比べて3分の1減少したと発表した。
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