元米国防長官5人からなるグループは、トランプ大統領が多くの軍高官を解任したことに反対し、後任候補を承認しないよう議会に求めた。
チャールズ・Q・ブラウン氏は、米国統合参謀本部議長の任期の半分未満しか経っていない。
ロイター通信は2月28日、ドナルド・トランプ大統領によるチャールズ・Q・ブラウン米統合参謀本部議長ら高官の解任に、元米国防長官5人が強く反対したと報じた。
彼らはまた、強い文言の書簡の中で、議会に対し、これらのポストに就くために提案された候補者を誰も承認しないよう求めた。
この書簡には、民主党政権下で国防長官を務めたウィリアム・ペリー、レオン・パネッタ、チャック・ヘーゲル、ロイド・オースティンの4人に加え、トランプ政権第1期で2017年から2019年まで長官を務めたジェームズ・マティスも署名した。
彼らは、トランプ氏が米軍を党派政治の道具にしようとしており、解雇を利用して「大統領の権力に対する法的制約を排除しようとしている」と非難した。
トランプ大統領は2月21日に人員削減を発表した。解雇された者の中にはブラウン氏のほか、米海軍初の女性司令官であるリサ・フランケッティ提督も含まれている。
ブラウン空軍大将は、コリン・パウエル氏に続いて米国統合参謀本部議長に就任する二人目のアフリカ系アメリカ人であり、4年の任期の半分を終えていない。
ホワイトハウスはこの書簡に関するコメント要請に直ちには応じなかった。
フォックスニュースは、ピート・ヘグゼス国防長官がブラウン氏は立派な人物だが「現時点では適任ではない」と述べ、トランプ氏には自らのチームを選ぶ権利があると述べたと報じた。
元米国防長官らのグループは、米下院と上院に対し、解任が「国家安全保障に与える影響を評価する」ための公聴会を開くよう求めた。共和党は現在両院で多数派を占めている。
トランプ氏はブラウン氏の後任として退役した三つ星将軍のダン・ケイン氏を選んだ。ケイン氏は元F-16パイロットであり、承認のための議会公聴会手続きを経る前に4つ星に昇進する予定である。
「上院議員は、退役中将ダン・ケイン氏の次期統合参謀本部議長への指名を含め、国防総省の新たな指名の承認を拒否すべきだ」と元国防長官らは記した。
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出典: https://thanhnien.vn/5-cuu-bo-truong-quoc-phong-my-phan-doi-ong-trump-sa-thai-si-quan-cap-cao-185250228101007822.htm
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