ベネズエラ当局は、刑務所内の犯罪組織を解体するキャンペーンの一環として、5番目の刑務所をギャングから奪還したと発表した。
ベネズエラのレミジオ・セバージョス内務大臣は11月6日、治安部隊が同国南部ボリバル州の鉱山地域にあるビスタ・エルモサ刑務所に突入したと発表した。
「我々はベネズエラで最も混雑している拘置所の制御を取り戻すことに成功した」とセバージョス大臣は述べ、ビスタ・エルモサの受刑者1,228人は国内の他の刑務所に移送される予定であると述べた。
ベネズエラ当局はまた、手錠をかけられ、上半身裸の囚人たちが刑務所の敷地内に一列に並んで座っている写真も公開した。
当局が11月6日に施設を奪還した後、上半身裸の囚人たちがビスタ・エルモサ刑務所の中庭に列をなして座っている。写真:ベネズエラ刑務所管理局
ベネズエラは9月20日、アラグア州のトコロン刑務所を皮切りに刑務所返還運動を開始した。当局は刑務所内で、レストラン、プール、ナイトクラブ、ミニ動物園のほか、受刑者がミュージックビデオを撮影してユーチューブにアップロードするスタジオを発見した。
その後、カラボボ州にある国内最大の刑務所トクイトとアンソアテギ州プエンテ・アヤラ刑務所への捜索が続いた。当局はこれらの施設のほとんどで、受刑者が刑務所の外で犯罪を犯すために使用した武器の隠し場所を発見した。
先週、装甲車に乗った治安部隊がモナガス州のラ・ピカ刑務所に突入した。治安部隊は、そこでギャングが「恐喝センター」を運営していると述べた。
ベネズエラ政府は、合計約8,000人の受刑者が収容されている5つの刑務所を再び掌握したと発表した。ニコラス・マドゥロ大統領は刑務所における「鉄拳、最大限の規律、ギャング撲滅」キャンペーンを呼びかけている。
フイエン・レ( AFP通信による)
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