ウクライナの軍事情報機関(HUR)は5月10日、同国のマグラV5無人艇がロシア海軍の黒海艦隊に推定5億ドルの損害を与えたと発表した。
キエフ・ポスト紙は、ウクライナ海軍の広報担当アンドリー・ユソフ氏の発言を引用し、マグラV5は黒海艦隊を標的とする「ウクライナの主力かつ最良の兵器」であると述べた。ユソフ氏はまた、マグラ無人艇が「あらゆる面」で改良されていると強調した。
ロシア国防省が公開したビデオの画像には、ウクライナのR-73ミサイルを搭載したマグラV5無人艇が映っている。
キエフポストのスクリーンショット
ウクライナはロシア海軍への攻撃にドローン艇を繰り返し使用しており、ロシア政府筋が最近公開した映像では、ウクライナがマグラV5を改造して対空ミサイルを搭載していることが示されている。
HURの新たな声明に対するロシアの反応についてはまだ情報がない。
HURがこの被害推定を発表したのは、ウクライナ軍がクリミア半島のウズカ湾に停泊していたロシアの高速上陸用舟艇を撃沈した映像をキエフが公開したわずか数日後のことだった。ウクライナ側もマグラ船を使って攻撃を行ったと主張した。
マグラ型潜水艇は3月の攻撃でもロシアの最新鋭巡視船「セルゲイ・コトフ」を攻撃するのに使われた。ウニア通信によると、セルゲイ・コトフは約6500万ドルの費用がかかり、80人の乗組員を乗せることができる。
ゼレンスキー大統領:ウクライナはハリコフでロシアと対決する準備ができている
ウクライナはここ数カ月、クリミア半島のロシア軍拠点への攻撃を強化している。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、クリミアを含む全領土がキエフの管理下に戻るまで、モスクワとの2年以上にわたる戦争は終わらないだろうと述べた。ロシアは2014年にウクライナからクリミアを併合した。
一方、ニューズウィーク誌によると、英国防省が先月検証した衛星画像では、ロシアがウクライナの攻撃後に黒海艦隊を増強した可能性が「非常に高い」ことが示された。この投資には、クリミア半島の東に位置するロシアのノヴォロシースク施設に、モスクワの兵器システムの物流、保守、サポートシステムを構築することが含まれる。
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出典: https://thanhnien.vn/ukraine-uoc-tinh-ham-doi-bien-den-ton-that-lon-ra-sao-185240511161636454.htm
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