ウクライナ東部軍集団の報道官イリヤ・イェヴラッシュ氏は、ワグナー軍兵士約500人がベラルーシからウクライナに帰還し、前線に配備されていると述べた。これらの人々はロシア国防省との契約を再交渉した。
2023年6月24日、ワグナーの兵士たちがロストフ・ナ・ドヌにあるロシア南部軍管区の司令部の近くに展開した。 (写真:ロイター)
「この兵士グループはロシア軍の中でも最もよく訓練された部隊の一つだが、紛争の状況を変えることはできないだろう」と、 RBCウクライナテレビはイェヴラシ氏の発言を引用した。
イェヴラシ氏が提供した情報はウクライナ諜報機関の報告に基づいていた。
ロシアは上記の情報についてコメントしていない。
CNNは最近、ワグナー軍が東部戦場に戻ったというウクライナ軍兵士の発言も引用した。ウクライナで戦闘し、6月下旬にロシアで起きた反乱にも参加したワグナー軍の大半は、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領の仲介による協定に基づき、7月にベラルーシに移動した。
ベラルーシにおけるワグナー軍の存在は隣国ポーランドを不安にさせている。 8月、ポーランド当局はベラルーシに少なくとも4,000人のワグナー兵士がいると推定し、ウクライナ国境警備隊はその数を6,000人とした。
イェヴラッシュ氏によれば、ベラルーシのキャンプは解体され、ワグナー戦闘員の一部はウクライナに送られ、一部はアフリカに派遣されているという。
ワグナーの私兵部隊は、5月にロシアがウクライナ軍から戦略都市バフムートを奪取するのを支援した。しかし、ワグナーの指導者エフゲニー・プリゴジンは6月中旬にロシア軍に対する反乱を起こした。反乱は24時間以内に鎮圧され、その後ワグナーの兵士はベラルーシに移送された。
プリゴジン氏は昨年8月に飛行機事故で亡くなった。
ホアン・ファム(出典:VOV.VN)
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