安全保障協力機構(OSCE)議長国の北マケドニアが今週、北マケドニアのスコピエで開かれるOSCEの年次外相会合にロシアのセルゲイ・ラブロフ外相の出席を許可したことを受け、オーストリアのアレクサンダー・シャレンベルグ外相は「西側諸国はロシアとの交渉のテーブルに着くことをためらうべきではない」と述べた。
同時に、シャレンベルグ氏も上記の決定を歓迎し、OSCEで実施されている外交政策は「古典的な多国間主義」の視点に基づいていると付け加えた。
オーストリア外務大臣アレクサンダー・シャレンベルグ氏。 (写真:AP通信)
しかし、バルト諸国の代表は北メクドニアの決定を批判した。具体的には、11月28日、バルト諸国の代表は、ロシアの参加を理由に、今度のOSCE閣僚会議には参加しないと述べた。
エストニア、ラトビア、リトアニアの外相は共同声明で、セルゲイ・ラブロフ外相を北マケドニアでの会議に招待する決定はロシアとウクライナの対立を正当化するリスクがあると強調した。
この動きは、戦闘が続く中、ウクライナの西側同盟国がキエフへのさらなる支援を集めようとしている中で起こった。
今週初め、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相もこのOSCE外相会議に出席すると発表した。
昨年、ポーランドが欧州安全保障協力機構(OSCE)の1年間の輪番議長国を務めた際、同国はラブロフ外相の出席招待を拒否した。当時、この決定を批判した西側当局者はオーストリアのアレクサンダー・シャレンベルグ外相のみだった。
欧州安全保障協力機構(OSCE)外相会議は11月30日から12月1日まで開催される。ラブロフ外相は11月29日夜に北マケドニアの首都へ飛行した。ロシア外相の飛行機は北マケドニアに到着するためにトルコとギリシャの領空を通過しなければならなかった。
当初の計画ではラブロフ外相はブルガリア上空を飛行する予定だったが、同国はラブロフ外相の航空機に領空を開くことを拒否した。
コン・アイン(出典: russian.rt.com)
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