ロシアのSu-34戦闘機(イラスト:ロイター)。
ウクライナ国防情報局(DIU)はテレグラムで、炎上したSu-34戦闘機はロシア航空宇宙軍第21親衛混成航空師団の所属だったと発表した。
飛行機はウクライナ国境から約2,000キロ離れたロシアの都市チェリャビンスクのシャゴル空軍基地に駐留中に火災が発生した。
「火災の原因を調査中」とDIUは述べた。
DIUはSu-34が炎上している様子を映したと思われるビデオも投稿した。
これに先立ち、ウクラインスカ・プラウダは情報筋の話として、ロシアのSu-34戦闘機が1月3日の夜から1月4日の早朝にかけてシャゴル基地で炎上したと報じていた。これはウクライナ軍諜報部が実行した特別作戦の結果と思われる。
ロシアは上記の情報についてまだコメントしていない。
最近、ウクライナはロシアの戦闘員の壊滅を繰り返し発表している。先月末、1週間も経たないうちにキエフはロシアの戦闘機5機を撃墜したと発表した。
専門家らは、ウクライナがロシアの戦闘機を攻撃するために射程距離160キロのパトリオットシステムを使用した可能性があると述べている。
ウクライナ空軍報道官ユーリ・イグナト氏は最近、5月にウクライナ軍が西側諸国から提供されたパトリオット長距離ミサイルシステムを使用し、ロシアのブリャンスク国境で5分以内にSu-34、Su-35、Mi-8ヘリコプターを含む軍用機5機を撃墜したと述べた。
イハナト氏は、キンジャール極超音速ミサイルを含むロシアのミサイルの撃墜を含むウクライナの防空作戦におけるパトリオット複合施設の重要性を強調した。
チェリャビンスク空港で炎上したロシアの戦闘機と思われる機体の写真(写真:ウクラインスカ・プラウダ)。
ウクライナは2000億ドル以上の援助を受ける
ロシア国防省は1月4日、ロシアとのほぼ2年にわたる紛争で54カ国がウクライナを支援してきたことを示すデータを発表した。これらの国々は合計で2,030億ドル以上の援助をキエフに提供した。
報告書によれば、米国とNATOの衛星500基以上がウクライナのニーズに応えており、そのうち70基は軍事衛星で、残りは二重目的の商用衛星だという。
ウクライナ軍はまた、米国の億万長者イーロン・マスク氏のスペースXの2万台以上のスターリンク端末にも依存している。
他の国々はウクライナに1,600発以上のミサイルと砲兵装備、200以上の防空システム、5,200台以上の戦車と装甲車、23,000機以上のドローンを供給した。
ロシア国防省は、キエフ側と戦うために1万3500人以上の外国人傭兵がウクライナに到着したと推定している。このうち約8,500人がヨーロッパ人、2,700人以上が南北アメリカ出身、残りはアジアとアフリカ出身だった。
約6,000人の傭兵が殺害され、さらに6,000人の傭兵が戦場から撤退した。
報告書によると、ウクライナへの外国軍事援助の流入はここ数カ月で大幅に減少したという。米国では、共和党議員らが、キエフへの追加600億ドルの援助を提供するというバイデン政権の取り組みに反対し続けている。一方、ハンガリーは、ウクライナに対する500億ユーロ(550億ドル)相当の4年間のEU支援計画を拒否した。
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