米国の億万長者イーロン・マスク氏がソーシャルネットワークXに極右政党AfDだけが「ドイツを救える」と書き込んだことを受けて、ドイツ政府と一部の政治家が反応した。
「ドイツを救えるのはAfDだけだ」と億万長者のマスク氏はソーシャルネットワークXに書き込んだ。このツイートは12月20日、同氏がドイツの次期選挙に干渉しようとしているとの非難を引き起こした。AFP通信によると。
ドイツでは、予算案をめぐる意見の相違により先月オーラフ・ショルツ首相の連立政権が崩壊したことを受け、2025年2月23日に総選挙が行われる。
マスク氏はまた、ドイツの次期首相候補として広く注目されているキリスト教民主・社会同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツ党首がAfDとの協力を拒否したことを批判した。
反移民を掲げるAfDは世論調査で急上昇し第2位となったが、他の政党はAfDとの連携を否定している。
AfDはXに関する党のメッセージの中でマスク氏の称賛を強調し、「何百万人もの人々がずっと前からこのことを認識しており、その数は増え続けている」と述べた。
ドイツ政府はマスク氏のツイートについてコメントを避けたが、広報担当のクリスティアーネ・ホフマン氏はベルリンでの記者会見で「表現の自由はXにも適用される」と述べた。しかし、ホフマン氏は、ドイツ政府は「特にイーロン・マスク氏が経営を引き継いで以来の、近年のXの発展の仕方」を懸念していると付け加えた。
一方、ドイツの主要政党の政治家数人はマスク氏のツイートに憤慨した。 「将来の米国政府の重要人物がドイツの選挙運動に介入するのは脅迫的で、不快であり、受け入れられない」とドイツ民主党(CDU)の議員デニス・ラトケ氏はハンデルスブラット紙に語った。
同様に、ショルツ首相のドイツ社会民主党(SPD)所属のアレックス・シェーファー議員も、マスク氏のAfDに関するツイートは「全く受け入れられない」と述べた。
マスク氏は、ドナルド・トランプ次期米大統領によって、政府官僚機構の改革を担う非公式機関である政府効率化局(DOGE)のトップに選ばれた。
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出典: https://thanhnien.vn/ti-phu-musk-bi-phan-ung-vi-ung-ho-dang-cuc-huu-o-duc-185241220212717326.htm
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