EUはロシアに穀物協定への復帰を要請。 (出典:ロイター) |
「現在、我々は交渉の可能性を検討しており、協議のための具体的な提案を準備している。適切なチャネルを通じて連絡を取ることが可能であり、このプロセスは止まることはない」と情報筋は強調した。
これに先立ち、8月26日には、欧州委員会副委員長兼欧州連合(EU)貿易委員のヴァルディス・ドンブロフスキス氏がロシアに対し、黒海穀物イニシアチブの復活を呼びかけていた。
ドンブロフスキス氏は、黒海を越えたウクライナ産穀物の輸送に対するロシアの制限が、キエフだけでなく多くの発展途上国にも多くの問題を引き起こしていると強調した。
インドで開かれたG20貿易大臣会合の傍らで記者団に対し、ドンブロフスキス氏は「我々は合意に関する国連とトルコのあらゆる努力を支持する」と明言した。
EUは現在、ウクライナへの穀物やその他の商品の輸出のために、「連帯ルート」と呼ばれる代替貿易ルートを提供している。
同氏は、黒海穀物協定が失効して以来、約4500万トンの穀物、油糧種子、関連製品がポーランドとルーマニアを経由する代替ルートで輸出され、ウクライナにとって重要な生命線となっていると指摘した。
EU連帯ルートは、農産物に加え、ウクライナが鉄鉱石、鋼鉄、土壌、木材など3,600万トン以上の他の商品を輸出するのにも役立っており、ウクライナの農家や企業に330億ユーロ(356億4,000万ドル)の収入をもたらしている。
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