イランとサウジアラビアは、両国のサッカークラブ間の試合開催禁止を解除する覚書(MoU)に署名することで合意したと、イランサッカー連盟のマンスール・カンバルザデ副会長が9月1日に明らかにした。
2022年ワールドカップのイランサッカーチーム。 (出典:ロイター) |
カンバルザデ氏はイラン国営テレビで放送された生放送のインタビューでこの発言をした。彼はまた、イランサッカー連盟とサウジアラビア間の最新の交渉についてもコメントした。
カンバルザデ氏は、イランサッカー連盟のメフディ・タージ会長とサウジアラビアのヤセル・アル・ミセハル会長が先月末、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も出席してオーストラリアで会談し、試合開催の問題を解決するための覚書を近日中に締結することで合意したことを強調した。
「我々は、イランとサウジアラビアのサッカーチーム同士の試合を両国で開催することの禁止を解除する覚書に署名しようとしている。意見の相違がある両国が合意に達すると、他の問題も解決されるだろう」と彼は語った。
イランサッカー連盟の関係者は、イランのホセイン・アミール・アブドッラーヒアン外相とサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウド外相もこの問題について協議し、イランで現在行われているアジアサッカー連盟チャンピオンズリーグ(AFC)シーズンでサウジアラビアのチームがイランのチームと対戦することへの期待を表明したと付け加えた。
サウジアラビアは、リヤド政権によるシーア派聖職者の処刑に端を発したテヘランの外交使節団への攻撃を受けて、2016年初頭にイランとの外交関係を断絶する措置を取ったが、これを受けて両国のサッカークラブ間の試合はすべて中立国で開催されている。
3月、サウジアラビアとイランは北京で、外交関係を回復し、両国間の大使館と代表事務所を再開するという画期的な合意に達した。 4月6日、両国は外交関係の即時再開を公式に発表した。
今年のアジアクラブ選手権は9月19日に開幕する。
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