イランのアラグチ外相は10月13日、同国は「戦争状態」の準備ができていると述べたが、イラン政府は平和を望んでいるとも明言した。
イランのアバス・アラグチ外相。 (出典:AFP) |
イラクの首都バグダッドを訪問中のアラグチ外相は、「我々は戦争に完全に備えている。我々は戦争を恐れてはいないが、戦争を望んでいるのではなく、平和を望んでおり、ガザ地区とレバノンの真の平和のために努力する」と強調した。
イラクのフアード・フセイン外相はアラグチ氏との共同記者会見で、地域戦争がイランに拡大することにバグダッドは反対すると明言した。
「戦争を継続し、イラン・イスラム共和国に拡大すること、また(イスラエルが)イラクの空域を回廊として利用することは全く受け入れられず、非難される」と彼は指摘した。
この声明は、イスラエルが最近テヘランによるユダヤ国家へのミサイル攻撃に対する報復措置を取る可能性に先立って出されたものである。
アラグチ氏は同日、イスラエルによる今後の攻撃から国民と国を守るために中東諸国が措置を講じる際には「越えてはならない一線」はないと宣言した。
イランの外務大臣はソーシャルネットワークXに次のように投稿した。「我々は地域戦争を回避するためにこの数日多大な努力を払ってきたが、国民と国の利益を守るという我々の使命において、いかなる譲れない一線も設けていないことを明確に述べる。」
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