タイと中国の外相は、両国の関係強化を目指し、互いの国民に対するビザ免除協定に署名した。
本日バンコクで中国の王毅外相とタイのパーンプリー・バヒッダ・ヌカラ外相の間で調印された協定によれば、両国の国民は3月1日から互いの国を旅行する際にビザ取得が免除される。
タイは、この協定によってより多くの中国人が同国を訪れるようになり、新型コロナウイルス感染症のパンデミックからの回復に苦戦している観光産業が活性化することを期待している。
「この協定は両国間の長年にわたる友好と信頼の象徴であり、両国の観光業の促進に役立つだろう」とパーンプリー外相は述べた。
王毅氏はこの合意を歓迎し、タイ人と中国人は「一つの家族」だと述べた。 「ビザ免除は人々の交流を新たなレベルに押し上げ、タイへの中国人観光客の急増に貢献するだろう」とヴオン氏は述べた。
中国の王毅外相(左)とタイのパーンプリー・バヒッダ・ヌカラ外相が1月28日、バンコクでビザ免除協定の調印式に出席した。写真:ロイター
ビザ免除協定の詳細は公表されていないが、タイ当局は今月初め、両国の国民は1回の訪問につき最長30日間の滞在が許可されると述べた。
インドネシアに次ぐ東南アジア第2位の経済大国タイにとって、観光業は大きな原動力となっている。新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前は、中国人観光客がタイの観光産業で最大の市場シェアを占めていた。パンデミック後、中国人観光客がタイに戻る割合は非常に低かった。データによれば、2023年にタイを訪れる中国人観光客は350万人となり、2019年の1100万人から大幅に減少する見通しだ。
王外相は、北京とバンコクは中国・タイ鉄道の建設を加速し、国際犯罪対策で協力することも約束したと述べた。
フイエン・レ( AFP 、ロイター通信による)
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