10月3日午後の記者会見で、新任のフランス大使オリヴィエ・ブロシェ氏は、両国間の外交関係樹立50周年と戦略的パートナーシップ10周年の節目の年である2023年にベトナムで職務に就くことを光栄に思うと述べた。
大使は、フランスは現在、ベトナムへの投資資金の第2位の欧州連合(EU)加盟国であり、5万人の雇用を創出していると述べた。過去30年間で、何万人ものベトナム人学生がフランスに留学してきました。医療分野では、フランスはベトナムに対し3,000人の医師の養成を支援してきた。フランスの研究機関も、科学技術、農業、医学の分野でベトナムのパートナーと多くの協力活動を行っています。
ブロシェ氏は「こうした活動は、フランス人とベトナム人の間の絆をますます深めるのに貢献している」と語った。
大使は3年間の任期中に4つの優先事項を設定しました。まず、気候変動会議(COP)で約束された2050年までの実質ゼロ排出達成という目標に向け、気候変動への対応に重点を置き、ベトナムが地球規模の課題に対応できるよう支援します。コミットメントを示すメカニズムの一つは、平等エネルギー移行パートナーシップ(JETP)プログラムであり、フランスはベトナムに同行し、約5億ユーロの財源に基づいて同プログラムを支援している。
第二に、大使は、ベトナムの経済発展と社会、法律、環境基準の達成の両面を支援するという目標を述べ、その上でベトナム・EU自由貿易協定(EVFTA)などの新たな協力枠組みを活用し、ベトナムが欧州の厳格な基準システムを満たす製品を開発できるよう支援していくと述べた。
第三に、フランスとベトナムの経済関係を発展させ、航空、医薬品、農業などフランスの優れた製品をベトナムに宣伝する。
第四に、国際法や国家主権の尊重といった価値観を共有するため、国際的・多国間フォーラムを通じて国際場裏での協力を強化する。
オリヴィエ・ブロシェ大使は次のように断言しました。「2024年の第19回フランス語圏サミットは、双方が深く交流し、この共通目標に貢献する機会の一つとなるでしょう。」
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