ブルームバーグの世界長者番付によると、ドナルド・トランプ前米大統領の純資産は現在31億ドルで、退任時と比べて5億ドル増加した。
トランプ前大統領は10月にフロリダでのイベントで演説した。
この数字は、ニューヨークで行われているトランプ氏の事業活動をめぐる裁判のさなかに公開された同氏の資産申告書に基づいて算出された。トランプ氏、その子供たち、そしてトランプ・オーガニゼーションは、優遇融資や保険を享受するために長期にわたり資産価値を水増ししていたと非難されている。
RTによると、元大統領は11月6日に法廷に出廷し、問題の資産は実際には過小評価されており、銀行は融資を行う際に彼の財務状況に関する陳述を精査していたと主張した。
「(これらの供述は)銀行の意思決定プロセスにおいてそれほど重要な要素ではなかった。裁判が行われた際に我々はそのことを説明した」とトランプ氏は強調した。
同社の財務状況について、トランプ・オーガニゼーションの息子で副社長のエリック・トランプ氏は最近、「当社は今ほど強く、優れていることはない」と語った。 「当社は最も多くの現金を保有し、負債は最も少ない。非常に良好な状況にある」とエリック氏は述べた。
トランプ前大統領の最も価値の高い不動産には、フロリダ州のマール・アー・ラゴ・リゾート、トランプタワーのペントハウス、トランプ・パーク・アベニュー・アパートメント・ビル、ニューヨーク市ウォール街40番地のトランプ・ビルディングなどがある。
ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官が起こした訴訟をめぐり、トランプ氏の娘イヴァンカ氏が11月8日に法廷に出廷し証言する予定だ。イヴァンカ氏はトランプ氏がホワイトハウス入りした際に父親の上級顧問に就任する前は、同社の副社長を務めていた。 AP通信によると、控訴裁判所は6月、イヴァンカ氏に対する容疑が古すぎるとして、被告リストからイヴァンカ氏の名前を削除した。
ジェームズ司法長官は訴訟を通じて、3億ドル以上の罰金とトランプ氏のニューヨークでの事業禁止を求めている。
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