アフリカの提案
6月16日、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領とセネガル、ザンビア、コモロの大統領、その他数カ国の代表がキエフとモスクワ間の和平協定の仲介のためウクライナを訪問した。
アフリカ諸国の首脳らは、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談後、サンクトペテルブルクでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談する予定だ。本日(6月17日)、サンクトペテルブルク(ロシア)にて。
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ロイター通信は、訪問の目的は平和の重要性を強調し、紛争当事者に外交交渉プロセスへの合意を促すことだと報じた。アフリカ諸国の指導者らは、ロシア軍の撤退、ベラルーシからの戦術核兵器の撤去、国際刑事裁判所によるプーチン大統領逮捕状の執行延期、西側諸国の制裁緩和など、信頼構築に向けた数々の提案を行うとみられる。その後、ロシアと西側諸国の参加を得て停戦協定が交渉されることになる。
6月16日、キエフ郊外のブチャの町に集まったアフリカの指導者たち。
キエフは以前、交渉の条件はモスクワがウクライナ領から全軍を撤退させることだと強調していた。スプートニク通信は昨日、クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏の発言を引用し、プーチン大統領は紛争の解決策を協議するためのいかなる接触も歓迎する用意があると述べた。
ウクライナは苦境に陥る
同日、アフリカ諸国の首脳らが出席したため、首都キエフではサイレンが鳴り響いた。ウクライナ空軍が黒海北部からキエフに向けてミサイルが発射されたことを発見したと報告した後、複数の爆発が発生した。ウクライナは、キンジャール極超音速ミサイル6発、カリブル巡航ミサイル6発、ドローン2機を迎撃したと発表した。
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一方、米国戦争研究研究所(ISW-USA)は、ウクライナ軍が少なくとも3方向で反撃を続けており、さらに前進したと伝えられていると発表した。ウクライナ軍参謀本部報道官アンドリー・コワロフ氏は昨日、複数の方向からの攻撃と防衛の取り組みが部分的に成功したと述べた。
米議員、ウクライナに移送されたロシア資産の差し押さえを提案
米国上院議員らは、ジョー・バイデン大統領がロシアの資産を押収し、復興のためにウクライナに移送することを可能にする法案を提出した。フィナンシャル・タイムズによると、この法案は共和党のジム・リッシュ上院議員と民主党のシェルドン・ホワイトハウス議員によって提案され、下院でも両党の多くの議員によって支持されている。米議員らは、ウクライナ再建の財政的負担はロシアの責任だと主張。したがって、米国で凍結されているロシアの資産は、ワシントンの税金を使うのではなく、ウクライナに移管されるべきである。 2022年に紛争が勃発して以来、西側諸国は約3000億ドル相当のロシアの資産を押収した。
大きな期待にもかかわらず、ロシアの強力な抵抗に直面して反撃はゆっくりと進んだ。ゼレンスキー大統領は6月15日のNBCニュースとのインタビューで、前線からのニュースは「概ね前向きだが、非常に厳しい抵抗のため、依然として非常に厳しい」と述べた。
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ロイター通信によると、ウクライナ陸軍司令官オレクサンドル・シルシキーも昨日、モスクワが最良の部隊を派遣して砲兵と航空支援を行ったため、バフムート市周辺でロシア軍の激しい抵抗に直面していることを認めた。ロシア国防省は同日、反撃の震源地となったドネツク州と同州南部でウクライナ軍が大きな損害を被ったと発表した。
しかし、ウクライナ大統領首席補佐官のミハイロ・ポドリャク氏は、これは単なる前線での視察であり、本格的な反撃はまだ行われていないと述べた。
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