イランのエブラヒム・ライシ大統領は3月23日、ロシアの首都モスクワ近郊で3月22日に発生したテロ攻撃の実行犯を処罰するため国際社会に厳しい措置を取るよう求めた。死者数は現在143人となっている。
3月23日に撮影されたこの写真には、ロシアのモスクワで起きたテロ攻撃の犠牲者を追悼するろうそくの画像を表示した看板が写っている。 (出典:新華社) |
イランのライシ大統領も3月23日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に宛てたメッセージの中で、ロシア政府と国民に哀悼の意を表した。ライシ氏はロシアでのテロ攻撃を強く非難し、国家安全保障を守るためのロシアの取り組みを支持すると表明した。
北朝鮮の金正恩委員長はロシアのプーチン大統領に「モスクワでの大規模テロ攻撃」について哀悼の意を表するメッセージを送り、人道に対する「凶悪なテロ行為」を正当化できるものは何もないと強調したと朝鮮中央通信(KCNA)が3月24日に伝えた。
イスラム原理主義組織ハマスも3月23日、ISが犯行声明を出したテロ攻撃を非難した。ハマスは声明の中で、数百人の死傷者を出したテロ攻撃を「最も強い言葉で非難した」。ハマスは心からの哀悼の意を表し、ロシア政府と国民、そして攻撃の犠牲者の家族との「完全な連帯」を表明した。
ロイター通信のマルガリータ・シモニャン記者は3月23日、モスクワのコンサートホールに銃を持った男たちが押し入り、前日のテロ攻撃による死者数が143人に上ったと報じた。
犠牲者のうち最年少は33歳、最年長は71歳だった。
データによれば、犠牲者の死因は銃創とガス中毒だった。予備調査によると、テロリストらは攻撃に機関銃を使用し、劇場ホールに可燃性液体を使って放火した。
[広告2]
ソース
コメント (0)