投資家らがドナルド・トランプ米大統領の関税政策がインフレを刺激し世界経済の成長を阻害すると懸念したことから、安全資産とされる日本円が上昇した。
円は0.65%上昇し、1ドル=148.86円となった。先週金曜日に0.82%上昇したことで株価は押し上げられた。先月の米経済指標でコアインフレ率が予想を上回り、スタグフレーションへの懸念が高まったためだ。ドナルド・トランプ大統領が日曜日、今週「ほぼすべての国」が関税の対象となるだろうと述べたため、ホワイトハウスが水曜日に発表すると予想される新たな一連の関税を前に、市場は緊張している。
投資家が米国債と金に殺到したため米ドルは圧迫され、10年債利回りは6ベーシスポイント低下して4.1960%となり、金価格は1オンスあたり3,097.36ドルという過去最高値まで急騰した。
ナショナル・オーストラリア銀行の外為調査責任者、レイ・アトリル氏は「最新の米経済指標はスタグフレーションの明確な兆候を示しており、投資家がリスク資産を回避したため、株価やオーストラリアドル、ニュージーランドドルなどのリスクの高い通貨が下落した」と述べた。
オーストラリアドルは0.03%下落して0.6285ドルとなった。同様にニュージーランドドルは0.17%下落して0.5707ドルとなった。
ユーロは0.1%上昇して1.0839ドルとなった。ポンドは、英国のキア・スターマー首相とドナルド・トランプ米大統領が日曜に「生産的な協議」を行い、貿易協定に向けて前進したとのニュースに支えられ、0.17%上昇して1.2962ドルとなった。
出典: https://thoibaonganhang.vn/sang-313-ty-gia-trung-tam-giam-6-dong-162051.html
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