ブルームバーグとフィナンシャル・タイムズは、計画に近い情報筋を引用し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が日本の広島市を訪問し、G7首脳と直接会談する予定だと報じた。ロイター通信は欧州連合(EU)の情報筋を引用し、この情報も明らかにした。
ウクライナはこの報道について直ちにコメントしなかった。
これに先立ち、日本政府は、岸田文雄首相が3月21日にキエフを訪問した際に招待を受け、ゼレンスキー大統領がビデオ会議で会議に出席すると発表した。
フィナンシャル・タイムズ紙によると、この予期せぬ事前告知なしの出席は、ウクライナを支援する西側諸国の決意を強め、G7の正式メンバーではないが会議に出席したインドやブラジルなどの国々との関係を緊密にすることが目的だったという。
G7サミットはロシアと中国に焦点を当てると予想される
ゼレンスキー大統領は2022年2月に紛争が勃発して以来、アジアを訪問していない。先週、彼はイタリア、ドイツ、フランス、イギリスを訪問し、さらなる武器供給を訴えた。
G7首脳(英国、カナダ、ドイツ、米国、日本、フランス、イタリア)は5月19日からの会合でロシアの軍事作戦への対応について協議する予定だ。さらに、フィナンシャル・タイムズ紙は、両首脳が中国の提案ではなくウクライナの紛争終結提案を検討するため、今夏に「平和サミット」の開催について協議する予定だと伝えた。
ウクライナの10項目計画には、ロシアに全軍を撤退させ、ウクライナの領土保全を回復することを求める条項が含まれている。中国の提案は、和平交渉開始前にロシアの完全撤退を求めるものではないとみられる。
広島原爆被爆者のG7サミットへのメッセージ
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