今年初め、ニジェール軍事政権は米軍の国内での活動を認める協定を破棄した。双方はその後、米軍の撤退は9月中旬までに完了すると発表した。
2018年4月16日、ニジェール、アガデスのニジェール空軍基地201。写真:AP
先月、米国はニジェールにある最後の軍事基地を地元当局に引き渡したが、撤退に関わる行政任務を遂行するために約24名の米軍兵士が残っている。
ニジェールのクーデター後の米軍の強制撤退はワシントンにとって大きな意味を持つ。なぜなら、これらの基地は以前、サヘル地域での対テロ作戦に使用されていたからだ。
この地域では、マリ、ブルキナファソ、ニジェールで活動し、ベナンやトーゴへの拡大を計画している組織、ジャマ・ヌスラト・アル・イスラム・ワ・アル・ムスリム(JNIM)など、アルカイダやイスラム国(ISIS)と関係のあるテロリスト集団が活動している。
ニジェールはかつて、サヘル地域における西側諸国の最後のパートナー国の一つと考えられていた。米国とフランスは同地域に2,500人以上の兵士を派遣しており、他の欧州諸国とともに軍事援助と訓練に数億ドルを投資している。
しかし、ここ数カ月、ニジェールは徐々に西側諸国のパートナーから距離を置き、安全保障協力をロシアに求めるようになっている。 4月、ロシアの軍事教官がニジェールの防空システムを強化するために同国に到着した。
カオ・フォン(AP通信)
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出典: https://www.congluan.vn/quan-doi-my-hoan-tat-viec-rut-quan-khoi-niger-post312684.html
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