フィリピン当局は火曜日、台風「チャミ」により少なくとも150人が死亡してからわずか数週間後、台風「インシン」に備えて沿岸地域から数千人を避難させたと発表した。
台風「インシン」は最大風速175キロに達し、11月8日遅くか明日の早朝にフィリピン北部に上陸する可能性があると、フィリピン気象局の発表を引用してAFPが報じた。
台風「銀星」は、台風「トラミー」と超大型台風「コンレイ」で158人が死亡し、そのほとんどは台風「トラミー」によるものだったが、これに続き、1か月足らずの間にフィリピンを脅かす3番目の嵐となった。
10月25日に南カマリネス州ナガで発生した台風トラミによる大雨で浸水した地域。
フィリピン最北端のカガヤン州沿岸地域の少なくとも1万7000人が、11月6日に大雨による洪水の恐れを避けるため仮設避難所に避難したと、カガヤン州救助当局のルエリ・ラプシング氏の言葉を引用してAFPが報じた。
ラプシング氏は「都市部では避難が続いているため、さらに多くの避難者が到着すると予想している」と語った。
フィリピン国立気象局は、現在の嵐の進路から判断すると、人口約130万人のカガヤンが銀星による最も大きな被害を受ける可能性があると発表した。
「州の緊急対応基金は底をついており、支援できるよう国家災害対策委員会に緊急対応基金の補充を要請しているところです」とラプシング氏は述べた。
イロコス・ノルテ州救助当局者ランディ・ニコラス氏によると、カガヤン近郊のイロコス・ノルテ州では、緊急対応で地元警察、消防士、兵士を支援するために救助隊員が待機していた。
ニコラス氏は、当局は州内での土砂崩れ、洪水、河川水位上昇の可能性を注意深く監視していると付け加えた。
AFP通信によると、山岳地帯のアパヤオ州の災害対応当局も約500人が避難したと発表した。
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出典: https://thanhnien.vn/philippines-doi-pho-bao-yinxing-185241107150730812.htm
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