ドナルド・トランプ次期米大統領は12月7日、ソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」上の声明で、シリアは混乱状態にあるが、この国は米国の友好国ではないと述べた。
「米国はシリア情勢に関して何もすべきではない。これは我々の戦争ではない」とトランプ氏はソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
トランプ氏はまた、反政府勢力がシリアのアサド大統領に権力を放棄させることができれば、それがロシアにとって最善の策となるだろうとも述べた。米国の次期大統領は、モスクワはウクライナに資源を集中しており、ダマスカス政府を支援することはできないと述べた。
ドナルド・トランプ次期大統領は、シリア紛争は米国とは何ら関係がないと述べた。 (写真:ロイター)
トランプ氏は「アメリカ第一主義」の姿勢を繰り返し、シリア紛争はアメリカの戦争ではないと主張した。
このメッセージは、トランプ大統領がフランスのエマニュエル・マクロン大統領との会談前に投稿した。米国の次期大統領はノートルダム大聖堂の落成式に出席するためパリを訪れており、これは大統領としての第一期目の終了以来初めて国際政治に復帰することになる。
反政府勢力ハイエト・タハリール・アル・シャーム(HTS)とその同盟者は先週の攻撃開始以来、同国第2の都市アレッポと第4の都市ハマを制圧した。アサド政権が内戦開始以来、アレッポとハマを失ったのは今回が初めてだ。
シリア国防省は、ダマスカス近郊の陣地から軍が撤退したとの報道を否定した。しかし、ソーシャルメディア上の動画には、軍部隊が郊外からダマスカスへ撤退する様子が映っていた。
シリア情勢の進展はアラブ諸国を驚かせ、同地域における新たな不安定化の波に対する懸念を引き起こした。西側諸国は、シリア軍が反政府勢力を阻止できず、撤退を余儀なくされるなど困難な状況にあると考えている。
ロシア、イラン、トルコの外相は本日、カタールの首都ドーハで会談し、シリア情勢について協議した。国連シリア特使ゲイル・ペデルセン氏は、すべての関係者に自制するよう求めた。
[広告2]
出典: https://vtcnews.vn/ong-trump-xung-dot-o-syria-khong-lien-quan-den-my-ar912170.html
コメント (0)