トランプ氏、米国の移民プログラム停止で訴訟

難民、その家族、難民支援団体は、この集団に対する再定住プログラムを終了したとして、ドナルド・トランプ米大統領を相手取って訴訟を起こした。

難民を支援するワシントンDCでの抗議活動

ロイター通信は2月11日、米国の難民支援団体連合が、同国における再定住プログラムを無期限に停止するというドナルド・トランプ大統領の命令に対して訴訟を起こしたと報じた。

訴訟では、この命令が引き続き有効であれば難民とその家族は回復不能な損害を被ることになると主張している。ワシントン州で起こされた訴訟は、トランプ大統領がプログラムを突然終了し、すでに米国にいる難民への資金援助を凍結したことで行政権を逸脱したと主張している。

訴訟では、難民に重大な危害が及ぶ可能性を指摘し、裁判所に難民を「保護し支援するというアメリカの重要かつ歴史的な伝統を回復する」よう求めている。

トランプ大統領は1月20日の就任後、難民再定住プログラムは米国に受け入れられた難民が「適切に統合」され、納税者の​​資金が無駄にならないようにする必要があるとして、直ちに同プログラムを中止した。

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同氏は国土安全保障省と国務省の長官に対し、プログラムを再開するかどうかを決定するため90日以内に報告書を提出するよう求めた。

突然の閉鎖により、再定住を許可されていたアフガニスタン人1,660人を含む世界中の難民の米国行きの予定がキャンセルされた。数日後、すでに国内にいるアメリカ人難民支援団体への資金が凍結された。

この訴訟は、1月22日に米国への渡航が承認されたものの渡航がキャンセルされたコンゴ民主共和国出身の家族を含む難民9人とその家族によって起こされた。訴状によると、現在ナイロビに住んでいるこの家族は、預け荷物に収まるものを除いてすべての持ち物を売却し、賃貸契約を解除したという。

さらに、米国の難民支援団体３団体も訴訟に加わった。米国務省はコメント要請に直ちには応じなかった。

出典: https://thanhnien.vn/ong-trump-bi-kien-vi-dinh-chi-chuong-trinh-dinh-cu-my-185250211082655242.htm