2024年に世界の気温は過去最高を記録する

VTC NewsVTC News16/11/2023

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オーストラリア気象局の副主任科学者アンドリュー・パーシング氏によると、世界は12万5000年の歴史の中で最も暑い12か月間を経験しており、2022年11月から今年10月末までに世界の平均気温は1.3度以上上昇する見込みだ。

オーストラリアの科学者と国際気象連合によるデータの分析によると、人為的な気候変動により世界中の気温が大幅に上昇していることが明らかになった。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)の研究報告でも、エルニーニョ現象の強さが徐々に増しており、2024年は前例のない暑さと乾燥した夏となり、史上最も厳しい年になると予測されていることが強調されている。

太平洋のエルニーニョ現象は今後数カ月でピークを迎え、記録上最も強いものの一つになると予想されており、2023年11月から2024年1月の間に多くの場所で平均気温が2度以上上昇する可能性がある。

オーストラリアは2024年に記録的な猛暑となり、干ばつや広範囲にわたる山火事のリスクが高まると予想されている。 (写真:ABC)

オーストラリアは2024年に記録的な猛暑となり、干ばつや広範囲にわたる山火事のリスクが高まると予想されている。 (写真:ABC)

世界気象機関(WMO)はNOAAの評価に同意し、これが世界の多くの地域で極めて深刻な気象現象につながるだろうと警告した。

エルニーニョ現象は少なくとも4か月続く可能性があり、気候変動と相まって地球の気温は上昇し続けるでしょう。

オーストラリアの科学者たちは、エルニーニョ現象だけでなく、インド洋地域でも異常な状況が起こっており、それが気象パターンに大規模な影響を及ぼす可能性があることを発見した。その結果、インド洋ダイポールモード現象が形成され、今年後半にはエルニーニョ現象と相まって記録的なピークに達し、広範囲にわたる干ばつを引き起こすことになる。

そのため、NOAAは各国に対し、気候変動に対して緊急の対策を講じるよう呼びかけるとともに、特に太平洋諸島国や発展途上国に対し、2024年に起こりうる高温・乾燥状態や広範囲にわたる干ばつへの対応計画を早急に立てるよう勧告している。

ティエン・タン(VOV-オーストラリア)


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