岸田文雄首相は9月8日午前、早ければ9月13日にも内閣改造と与党自民党執行部の人事を発表する。
(09.08)岸田文雄首相がASEAN・インド太平洋フォーラムで演説。 (出典:AFP) |
岸田氏は、9月7日に閉幕したインドネシア・ジャカルタでの東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議や関連会議に出席する中で、要職の人事を検討した。彼は来週末にインドで開催されるG20サミットの後にこの改革を発表すると予想されている。
岸田首相は2024年に与党自民党総裁として再選を目指す計画で、今回の内閣改造における最優先事項は党内の安定維持だ。
自民党第2派閥、第3派閥を率いる麻生太郎副総裁と茂木敏充幹事長は留任する見通しだ。第4派閥の長である現在の岸田文雄首相は、政策に関して上記の両政治家と緊密に協力している。
一方、日本の松野博一官房長官は引き続き重要な役職に就くか、あるいは別の重要な役職に就くと予想される。松野氏は自民党内の別の派閥に属しているにもかかわらず、2021年10月に首相が就任して以来、岸田氏の信頼できる右腕となっている。松野氏は、内閣や党の主要ポストを多数擁する自民党最大派閥の主要メンバー5人のうちの1人である。
他には、自民党の萩生田光一政調会長や参院党の世耕弘成幹事長らが参加している。岸田氏は、この派閥の主要メンバーの協力を得るため、引き続きリクルート活動を行っている。
岸田文雄首相が最後に内閣改造を行ったのは2022年8月だった。日経・テレビ東京(日本)が8月に実施した世論調査によると、この政治家の内閣の支持率は42%、不支持率は50%だった。彼は現在、さらなる政策成果の達成を目指し、安定性と継続性の維持に注力している。
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