中国の王毅外相は、ブラジルとジャマイカを訪問する前に、アフリカ4カ国歴訪の一環としてエジプトとチュニジアを訪問する予定。
中国の王毅外相はアフリカと南北アメリカ大陸を長期訪問する予定だ。 (出典:ロイター) |
中国外務省の毛寧報道官は1月11日、王毅外相が1月13日から18日までエジプト、チュニジア、トーゴ、コートジボワールを訪問し、1月18日から22日までブラジルとジャマイカを訪問すると述べた。
中国外務省長官のエジプト訪問は、米国のアントニー・ブリンケン国務長官が首都カイロでの活動を終えた直後に行われた。彼は本日1月11日、ホスト国のアブドルファッターハ・エルシーシ大統領と会談し、エジプトとカタールが仲介するハマスとの進行中の交渉について話し合った。
エジプトは、イスラエルとハマスの紛争の激化を防ぐことを目的としたブリンケン氏の中東歴訪の最終目的地である。
ガザ地区での戦争は、2023年10月7日にハマスが前例のない攻撃を開始したことで勃発し、 AFPの公式統計に基づく集計によると、イスラエルで約1,140人が死亡し、そのほとんどは民間人である。
ハマスは約250人の人質を拘束しており、イスラエルはそのうち132人がまだガザ地区にいると考えている。また、少なくとも25人が殺害されたとみられる。
ハマスが支配するガザ地区の保健省によると、イスラエルは容赦ない軍事作戦で応戦し、少なくとも2万3357人が死亡、その多くは女性と子供だという。
AFPによれば、中国は歴史的にパレスチナ人に同情的であり、イスラエルとパレスチナの紛争に対する二国家解決を支持している。
中国の習近平国家主席は紛争解決のために「国際平和会議」の開催を呼び掛けた。
王毅氏の長期訪問は中国の李強首相の訪問とも重なる。
中国外務省は、李強総理が2024年世界経済フォーラム年次総会に出席するため1月14日から17日までスイスを訪問し、同国を国賓訪問すると発表した。
李強首相はその後、レオ・バラッカー首相の招待を受けてアイルランドを訪問する予定だ。
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