上川陽子外相はキエフの防空壕で記者会見し、ロシアとの紛争でウクライナを支援し続けるという日本の「決意」を再確認した。
「日本はウクライナの平和回復を支援する決意だ」と上川外務大臣は1月7日、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相との記者会見で述べた。
記者会見は、首都キエフで空襲警報が鳴り響く中、防空壕で行われた。 「今、ウクライナの状況がいかに緊迫しているかを感じる」と彼女は語った。
上川陽子外相(左)は1月7日、首都キエフの防空壕内でウクライナのドミトロ・クレーバ外相と共同記者会見を行った。写真: AFP
今年キエフを訪問した最初の高官である上川氏は、新たな防衛装備品の引き渡しを発表し、ウクライナの経済復興を促進することを目的とした会議を2月に日本が主催する計画について話し合った。
日本の外務大臣の訪問は、ロシアとウクライナ両国が互いへの攻撃を激化させている中で行われた。
上川氏は、日本はウクライナに無人航空機(UAV)探知システムを提供するために3,700万ドルを割り当てるほか、ウクライナが次の冬を「乗り切る」ために発電機5台を送ると述べた。
クレーバ外相は、昨年日本がウクライナにF-16戦闘機を供給することを決定したことにキエフは感謝していると述べたが、同国は防空システムを切実に必要としていると指摘した。
「毎日、ウクライナの都市はロシアのミサイルと無人機による攻撃を受けている」と彼は語った。
上川外務大臣はその後、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。同氏は、東京がキエフに提供してきた安全保障、経済、人道支援に感謝の意を表した。
ゼレンスキー大統領はソーシャルメディアに「日本は我々にとって重要かつ強力なパートナーだ」と投稿した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(左)は1月7日、首都キエフで上川陽子外相を出迎えた。写真: AFP
ウクライナのデニス・シュミガル首相も上川外務大臣との「有意義な会談」を称賛し、人道的、財政的両面での日本の「包括的支援」に感謝した。
テレグラムのメッセージで、彼は日本が「人道支援と復興事業に10億ドルを割り当てる決定をした」ことを歓迎し、「国際機関のメカニズムを通じてこの額を45億ドルに増額する用意がある」と述べた。
シュミガル首相は、ウクライナと日本は貿易関係も強化していると述べた。 「我々は2つの日本のビジネス代表団と会談しており、ウクライナに大手日本企業の生産拠点を設置することに関心を持っている」と彼は語った。
ヴー・ホアン( AFP通信による)
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