ロシアは、ベルゴロド市を狙ったウクライナのヴァンパイアロケット10発を撃墜し、攻撃で3人が負傷したと発表した。
ロシア国防省は、「1月8日夜、ウクライナ当局によるロシア国内の標的への攻撃がベルゴロド州上空で阻止された。戦闘防空部隊が敵のRM-70ヴァンパイアロケット砲システムから発射されたロケット弾10発を迎撃した」と発表した。
ベルゴロド市長室は先にミサイル攻撃の危険性を警告し、住民に対し屋内に留まり、窓に近づかず、堅固な壁のある部屋に避難するよう求めていた。
ロシアの防空部隊は1月8日夜、ベルゴロド上空で標的を迎撃した。動画: Telegram/RVvoenkor
ベルゴロド州のヴィアチェスラフ・グラドコフ知事は、襲撃で3人が負傷し、緊急サービスが事件の影響に関する情報を明らかにしていると述べた。ソーシャルメディアに投稿された動画には、ロシアの防空ミサイルが標的を迎撃する際、ベルゴロド上空で連続爆発が起こる様子が映っている。
ウクライナ軍はこの情報についてコメントしていない。
グラドコフ知事は1月8日、ベルゴロド市の住民約300人が国境から遠く離れた仮設避難所に避難したほか、1,300世帯がウクライナからの砲撃を避けるため、子供たちを他の地域の寮に連れて行くことを申し出たと述べた。
2023年12月29日以来、ウクライナはロシアの同名州の州都ベルゴロド市の中心部と郊外への攻撃を激化させており、多くの死傷者が出ているほか、多くの民間建築物が被害を受けている。
最も血なまぐさい襲撃の一つは2023年12月30日に発生し、25人が死亡、109人が負傷した。ベルゴロドへのロケット弾とドローンによる攻撃は過去1週間続いた。
ロシアのベルゴロド州の位置。グラフィック: RYV
グラドコフ氏は1月7日、ウクライナ軍が24時間以内にベルゴロド州6地区にロケット弾、砲弾、迫撃砲弾、擲弾発射機、自爆ドローンなど、様々な種類の砲弾約130発を発射したと述べた。
ヴー・アン( RIAノーボスチ、ロイター、AFP通信による)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)