ロシア国防省は、5月12日に長距離ストームシャドーミサイルがルハンシクのポリマー工場と食肉加工工場を攻撃したと発表した。
「ウクライナは英国から供給されたストームシャドー空対空ミサイルを使って攻撃した。これは、これらの兵器が民間人を標的に使用されないというロンドンの声明と矛盾している」とロシア国防省は述べた。
ロシア軍兵士が、ルハンシク州ノヴォアイダル集落でウクライナのミサイル攻撃により破壊された病院の建物から瓦礫を撤去している。 (写真:ロイター)
ロシア国防省によると、同国軍がミサイルを発射し、ウクライナの戦闘機2機(Su-24とMiG-29)を撃墜した。
ロシア国防省は最新のニュースで、ロシア軍がバフムート市東側の住宅地を制圧したとも発表した。
5月11日、英国はキエフに長距離巡航ミサイルを供給した最初の国となった。ストームシャドウミサイルはウクライナにロシア領土の奥深くを攻撃する能力を与えると言われている。
クレムリンは、英国がウクライナに長距離ストームシャドーミサイルを供給する決定は、モスクワに「適切な対応」を強いることになるだろうと述べた。クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、これはロンドンによる「極めて否定的な」動きだと述べた。
ウクライナは繰り返し長距離攻撃能力を要請しているが、西側諸国はそのような兵器の提供を拒否している。この兵器によりウクライナはロシア領土を攻撃する能力を得ることになり、緊張が高まる可能性があると関係者らは述べた。
ウクライナは反撃を計画していると言われている。しかし、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、同国軍は反撃に備えるためにさらに時間が必要だと述べた。同氏は、ロシア軍に対する反撃が遅れているのは、武器と装甲車の不足が一因だと述べた。
コン・アン(出典:AFP)
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