北大西洋条約機構(NATO)の元事務総長、アンダース・フォー・ラスムセン氏は6月7日、ガーディアン紙(英国)のインタビューで、必要であればNATO軍がウクライナ紛争に直接介入する可能性があると述べた。
NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は、ウクライナの安全保障の確保が今度のNATO首脳会議で議論される重要な問題となるだろうと述べた。 (出典:AFP) |
ラスムセン氏によれば、7月11日から12日にヴィリニュス(リトアニア)で開催されるNATO首脳会議において、米国を含む加盟国がウクライナの安全保障の確保に協力しない場合、NATOはウクライナに部隊を派遣する可能性が高いという。
ラスムセン氏はまた、ウクライナがヴィリニュスで何も達成できなかった場合、バルト諸国とポーランドがキエフを支援する「有志連合」を結成する可能性があると述べた。
以前、NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は、ウクライナの安全保障問題が来年7月の首脳会談における最優先事項であると断言していた。しかし、完全な安全保障の保証は、同連合の加盟国にのみ提供される。
NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は6月7日、ブリュッセル(ベルギー)での記者会見で、ロシアとウクライナの紛争終結後、ウクライナの安全保障を確保する選択肢についてNATO軍事同盟が協議するよう求めた。
ストルテンベルグ事務総長は、紛争終結後、ロシアが新たな軍事作戦の準備のために単に軍を移動させることがないようNATOは監視すると述べた。
同時に、ワシントン条約第5条によれば、NATOはこの軍事同盟の正式加盟国にのみ完全な安全保障を提供するとも強調した。
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