コーチのカルロス・モヤは、教え子のラファエル・ナダルがクレーコートのシーズンが始まる4月に最高のプレーができると信じている。
「ブリスベンでのシングルス初戦でナダルが見せたプレーには満足している」と、モヤコーチは1月3日、レキップ誌に語った。「クレーコートの王者」ナダルにはまだ改善すべき点がいくつかあるが、物事は良い方向に進んでいると彼は考えている。 「ナダルは3月か4月にベストの状態になる可能性がある」とモヤは付け加えた。
ナダルはブリスベンで2試合をプレーした。12月31日にはマーク・ロペスとのダブルス戦も含まれている。写真： ATP
ナダルは股関節の負傷で1年間の欠場を経て、今月オーストラリアで試合に復帰した。彼は1月2日、ブリスベン国際の1回戦でドミニク・ティエムを7-5、6-1で破ったばかりだ。ブリスベンでのATP250大会に出場した後、このスペイン人選手はメルボルンへ移動し、2009年と2022年に優勝している全豪オープンに出場する予定だ。
モヤ氏は、グランドスラムで22回優勝しているナダルの計画について、「ナダルはリズムと自信を取り戻すためにあと10試合必要だ」と語った。 「ナダルは調子が良ければどんな結果になるか期待できる。ローラン・ギャロスでは100％の力を出し切るつもりだ。でも、もしかしたら今週中にそうなるかもしれない」
モヤコーチによれば、ナダルは37歳であり、1年間コートから離れていることは今回の復帰にとって大きな挑戦となるという。このスペイン人テニス選手は、手術と父親としての義務にも気を取られていた。 「ナダルは難しい状況に適応するのが得意だが、彼の生活は今、大きく変わった」とコーチのモヤ氏は語った。
モヤ氏は1998年にローランギャロスで優勝し、2016年後半からナダルを指導し、教え子がローランギャロスで6回を含むグランドスラムでさらに8回優勝するのを支援した。 47歳のコーチは、ナダルがタイトル争いに望みをつないでいくためには、今回の復帰戦に向けて新たな戦術計画が必要だと考えている。
「ナダルは多くのことを要求できるタイプの選手だ」とモヤは付け加えた。 「ファーストサーブに集中し、ラリーを減らしてフィニッシュをもっとアグレッシブに攻めています。ナダルの足は明らかに以前のような状態ではありません。」
ヴィ・アン
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