AFP通信によると、米国務省は、イランと緊張関係にあるバーレーンに対し、M1A2エイブラムス戦車50両を売却する用意があると米議会に通知したと発表した。
こうした軍事取引のほとんどは承認されているものの、米国議会はバーレーンへのM1A2エイブラムス戦車の販売を依然として阻止できる可能性がある。
「提案されている売却は、敵を抑止し、米国や他の米国パートナー諸国と地域作戦に従事する能力を提供する信頼できる戦力を提供することで、バーレーンの現在および将来の脅威に対処する能力を向上させるだろう」と国務省は述べた。
米国務省は、M1A2エイブラムス戦車の訓練を行うため、約30名の米国の請負業者と1名の政府職員が最大5年間バーレーンに派遣されると付け加えた。
エイブラムス戦車に乗った米兵が3月4日にポーランドでNATOの演習に参加した。
エイブラムス戦車は世界で最も重い戦車の一つであり、米軍の主力戦車である。ジョー・バイデン米大統領は昨年、ウクライナ軍が戦車を製造し、使用するための訓練に時間がかかるのではないかと当初懸念されていたものの、ロシア軍に対抗するためウクライナへのエイブラムス戦車の配備を承認した。
バーレーンには米海軍第5艦隊が駐留しており、主要な非NATO同盟国とみなされているため、米国との特別な防衛協力特権が与えられている。
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バイデン政権は昨年、情報共有の強化を含む防衛と経済の結びつきを強化するため、バーレーンと新たな協定を締結した。
AFP通信によると、バーレーンは、ハマスとイスラエルの紛争でパレスチナ人との連帯を示すため紅海で船舶攻撃を実行したイエメンのフーシ派勢力に対抗する米英主導の連合にも参加した。
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