
米国防長官は3月28日、マニラでマルコス・ジュニア大統領と会談し、防衛・安全保障分野での二国間協力の重要性を強調し、インド太平洋地域の平和と安定を維持する決意を表明した。
ヘグゼス長官は、フィリピンとの相互防衛条約に対する米国の「揺るぎない決意」を再確認し、地域の平和と安定を維持する上での抑止力の重要性を強調した。
フィリピン通信社は、ヘグセス大臣との会談でのマルコス大統領の発言を引用し、米国はインド太平洋地域、特に東海における平和維持の「最大の力」であると認めた。
同首脳は、「最初の訪問地としてフィリピンを選んだ決定は非常に明確な表明であり、インド太平洋地域、特に東海における平和維持のために協力を続けるという両国の決意を示す非常に強いメッセージである」と強調した。
同氏によれば、マニラは「この地域の平和に貢献する最大の力は米国であるという原則を常に理解してきた」という。
さらに、マルコス大統領は、地域の「複雑な」地政学的状況にもかかわらず、米国防長官のフィリピン訪問は「極めて生産的」なものとなり、両国の将来と共通の繁栄に向けたロードマップを示すものとなるだろうと自信を示した。
開催国のジルベルト・テオドロ国防相はその後ヘグゼス氏と会談し、米国の条約同盟国からの長年にわたる支援に感謝の意を表し、脅威に対する地域の抑止力を再構築するために同盟国やパートナーと協力する決意を表明した。
テオドロ大臣は、共通の防衛と国際法の保護のために、将来のあらゆる脅威に対応し、対峙し、抑止する準備を整える必要があることを強調した。
フィリピンは、ヘグゼス国防長官が米国防長官に就任して以来、初のアジア歴訪の最初の訪問地である。
この訪問は、ドナルド・トランプ大統領率いる米国政権がアジア太平洋地域の同盟国との関係強化を継続する中で行われた。
ヘグゼス氏の次の訪問地は日本となる予定だ。
東海でフィリピンと中国の間で緊張が高まる中、マニラで米国とフィリピンの防衛相会談が行われた。今年2月4日、フィリピン空軍とアメリカ空軍が南シナ海で合同哨戒と空中迎撃訓練を実施し、中国を激怒させた。
ヘグゼス氏の訪問直前、中国国防省の呉謙報道官は、米国とフィリピンの軍事協力は他国の安全保障上の利益を損なってはならないと述べた。
「歴史が示しているように、米国は約束を破り、同盟国に背を向けてきた驚くべき実績がある」と呉氏は3月27日の北京での記者会見で述べた。
出典: https://baogialai.com.vn/my-cam-ket-khong-bo-roi-dong-minh-philippines-post316627.html
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